長期海外時の住民票・国民年金の「超簡単」な申請方法

海外に住む方法

長期で海外に行く時って航空券を取ったり、海外旅行保険に加入したり、予防注射を打ったり結構バタバタします。

長期で日本を離れる方は住民票を抜いたり、国民年金の手続きをしたり。
以前「住民票を抜いたりってかなり大変なんでしょ?」と聞かれ「え?超簡単ですよ。」とお答えしたことがあります。

国民年金の手続きもそうですが、こういう手続きってめちゃくちゃ簡単なんです。
やらないでおくのはもったいない手続きもあるので、調べるだけでも是非調べてみてください。

住民票を抜く方法

住民表を抜く方法はものすごく簡単。
地元の市役所に行き、「住民票を抜きたい」旨と伝えます。

すると住民票に関する用紙を渡され、どこの国に行くのか、期間は大体どれくらいなのかなどを記入していきます。
その用紙を提出すればもう終了。

「え、こんなに簡単なの!?」という感じです。

用紙に書いてある日付からあなたの住民票はその市、日本国には存在しなくなります。

気をつけなければいけないのは「国民健康保険」
住民票を抜くと自動的に、国民健康保険も解約されます。

国民健康保険についての詳細は下記に記載します。

国民年金の手続き方法

国民年金の手続きも超簡単。
住民票を抜いてから「年金課」へ行き、手続きすれば海外渡航中は年金の支払いが免除されます。

ただ、年金の場合は住民票がなくても支払いを継続することは可能です。
窓口で「支払い継続しますか?免除しますか?」と聞かれると思うので、その時に答えれば大丈夫です。

免除と言っても、免除期間中は年金を納めたことにはなってないので、将来の年金額は減ります。
そこをどっちを取るかですね。

僕の意見としては、余裕がない場合は、免除しちゃって何も問題ないと思います。
実際僕も免除中です。

住民票を抜くメリット・デメリット

住民票を抜くのはものすごく簡単ですが、メリットとデメリットがあります。

メリット

住民票を抜くメリットは住民税、国民健康保険など税金を支払わなくて良くなる点です。
人にもよるでしょうが、恐らく月1万円ぐらいは節税出来るのではないでしょうか。

戻すのも簡単なので、とにかくお金を節約したい!という方は気にせず住民票を抜いてしまいましょう。

デメリット

住民票を抜くデメリット、それは国民健康保険も一時解約しなければならない点です。
先ほど上記で触れた国民健康保険の事はまさにこのことです。

実は海外の病院で治療をした場合でも、国民健康保険に加入をしていれば3割負担が適用されます。
もちろん海外の病院で先に全額の10割分を支払い、帰国後に領収書を市役所に提出すれば7割が払い戻しされます。

これは住民票を抜いてしまっては出来ない技なので、覚えておきましょう。

また、子ども手当などの国からの手当も住民票を抜いてしまうと支給されません。
なので、お子さんがいる方は少なくとも両親のどちらかは住民票は日本に残すのがいいと思います。
まぁお母さんの方が残すのがいいと思いますね。

住民票を日本に戻す方法

帰国後住民票を戻す方法は、上記同様市役所へ行き用紙に記入するだけです。
国民年金も然り。

なので、帰国後に時間ができたらまずは市役所に行くようにしましょう。

まとめ

住民票や国民年金、国民健康保険の手続きが意外にも簡単って思っていただけたかと思います。
僕も実際に住民票を抜くまでは、「住民票を抜く=日本人じゃなくなるってこと?」なんて思っていましたが、そんなはずはありません(笑)

ただ単純に「今日本に住んでいない」というだけのことです。

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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