【体験談】セネガルで自分と真摯に向き合えたアフリカインターン大志さん

名前:日高大志さん
期間:2017年5月22日~6月17日、2017年7月7日~8月15日(約2ヵ月間)
職業:大学4年生(交換留学期間中)

Q.なぜアフリカでのインターンシップに参加されようと思ったんですか?

A:私はセネガルに来る前、モロッコで10か月交換留学をしていました。
モロッコの大学の学期は5月に修了し、日本の大学で次の学期が始まるのが10月でした。

そのため、地理的にモロッコに近く、同じフランス語圏であり、私が将来研究や仕事でフィールドとしたい西アフリカ地域に位置するセネガルでインターンシップをしながら、語学能力を磨き実務経験を積みたいと考えたためです。

詳しくは後述します。

Q.セネガルでインターン生としてどのような活動をされていましたか?

A:はじめは主に原田さんについて新店舗の物件を探しました。

その後は、セネガル人の雇用(求人の掲載や電話応対)をしたり、Webで広告を出したりと、様々な業務に幅広く従事しました。

大学で専門とする学問のソフト等を使って図面や地図も作成しました。

※大志さんの左隣りにいる男性スタッフとその隣の女性スタッフが面接にて新採用しました。

Q.セネガルに来て良かったと思ったことはありますか?またそれはどんな時ですか?

A:和心の社員さんの人柄の良さ。

セネガル料理が美味しい点。

西アフリカ地域にありながら治安が良く、手軽にアフリカンライフを体験することができる点。

研究に使用できそうな生きた資料(植民地時代の都市構造やコロニアル建築等)が多く残っている。等々

Q.インターンに来られる前の語学力はどのくらいでしたか?

A:英語(流暢)、スペイン語3年(コミュニケーションはできる)、フランス語5か月(モロッコで生活しながら学びました)。

レベル的には英語>フランス語≧スペイン語の順番です。

ただし、モチベーションの大きさとその向かう対象は語学だけではなく、人によって様々だと思いますので、語学はできなくても問題ないと思います。

むしろ語学を伸ばしたい方に注意していただきたいのは、セネガル人の話すフランス語は本国のそれと随分異なる、という点です。

私は結局最後までセネガル人の話すフランス語には慣れませんでした。

Q.インターンを通じて成長したこと・影響されたことを教えて下さい。

A:セネガル人との日々の交渉や議論において、日本人から見ても大変にそれらは非論理的で、かつその時々の気分に内容や決定が大きく左右されるため、初めは私にとっては非常に不快でした。

しかしながら、それが彼らの育ってきた文化やバックグラウンドに大きく影響を受けていることを割り切ってからは、セネガル人たちを話の中で一生懸命に理解する努力を行えるようになりました。

また、人材採用やWebでの広報、図面作成といったこれからの私自身のキャリアにおいて必ず役に立つ業務を任されたことは、とても貴重な経験になりました。

失敗を重ねながらも、試行錯誤を繰り返し、最終的にそれらが実益に結びつくことの達成感の大きさは、環境も文化も日本とまったく異なるセネガルでだからこそ得られたのではないでしょうか。

前述のとおり、私は、今回のセネガルでのインターンシップを、モロッコへの交換留学と合わせて行いました。

これは、私が将来開発コンサルタントで西アフリカ地域での実務を担いたいと考えており、一般的な「留学」のように、ただ大学に在籍し語学を勉強するだけではなく、現地でローカルのカウンターパートと「協働する」という体験を通じて西アフリカ地域での実務経験を積むことを目的としていたことによります。

私は、今回の交換留学とインターンシップに際し、綿密に留学計画のブラッシュアップを行い、自分の「軸」や今回の「留学」を通した志の明確化などを行いました。

そして、明確な課題と目的意識を持って今回の「留学」に臨みました。

その結果、モロッコでの交換留学とその後のセネガルでのインターンシップをもって、私のキャリアにおける今回の「留学」の価値を最大限蓄積することができたと考えています。

Q.インターン期間中の一番の思い出は何ですか?

A:原田さんによるツッコミの個人指導。

日本に帰ってから、トークへの反応が良くなったとよく言われます。(笑)

Q.これからセネガルにインターンシップに来られる方にメッセージをお願いします!

A:セネガルは治安が良く、フレンドリーな方が多いため過ごしやすい国だと思います。

和心の社員さんたちも人柄が素晴らしく、結構人間的にクセのある私でも馴染むことができました(笑)

原田さんや小林さんをはじめ、人間的な面で大変学ぶことが多い職場だと私は考えています。

もしセネガルでのインターンシップ中に何かを得たいと考えているのであれば、出発前に語学なり実務経験なり明確な目的意識を持ち、自分のキャリアにとってそれらがどのような意味があるのかということを熟考しておくと、インターンシップの効果を最大化し、自分に蓄積できるのではないかと思います。

これからも研究でセネガルに出張すると思うので、和心で会ったときはどうぞよろしくお願いいたします。

原田から感謝を込めて

もうこの体験談の文章からわかる頭の良さっぷり(笑)

セネガルでも大志をみながら「こいつどんだけ頭いいの!??」って何度思ったことか。

モロッコで1年間留学してた事もあり、セネガルに来た時点でフランス語も喋れてセネガル人とコミュニケーションも取れていました。

もちろんフランス語が喋れる事はが全てではないし、うちにインターンに来てくれる子のほとんどはフランス語は全く喋れない状態。

もしくは「大学の授業で第二外国語で昔ちょっとやりました。。」という程度。

なので彼の外国語能力の高さは僕から見ても際立っていたように感じました。

そんな大志ですが、まぁね。全然面白くない(笑)

勘違いして欲しくないのは、彼が話す内容はとても面白くて魅力的。

でも何というか、こっちがいくらボケても全然突っ込んでくれない・・・。

なので、僕は「俺がボケた時は「おい!」でも何でもいいからツッコミなさい。」と言って以降ちゃんと突っ込んでくれるようになりました。

今でも彼のツッコミは「おい!」だけですがそれでも大分面白くなりました(笑)

って、そんなことは一切書くつもりはありませんでしたが、大志が「セネガルでの一番の思い出は原田さんのツッコミ指導です。」と書いてあったらそれに触れないわけにもいけませんし・・(笑)

まぁでもホントはもっとセネガルでの思い出もあったと思いますが、原田によるツッコミ指導をここで書くという事はそれだけ面白くなったということにしておきましょう。

さて、そんな大志ですが、まさかずっとツッコミ練習をしていたわけではありません。

大志が来てくれてすぐに2店舗目の物件探しをして、物件の契約を行いました。

その後は新スタッフを採用する為に、求人サイトに出稿し電話対応をして面接をしてという採用の流れを全て彼にお願いしました。

面接は僕やスタッフの小林も立ち会いましたが、大志の意見も多く取り入れて結局セネガル人スタッフ2人を採用することになりました。

その2人は今でも和心のレストランスタッフとしてすごく真面目に働いてくれています。

将来大志も採用を経験することもあるかもしれないということで、今回のセネガルでの経験がいつか絶対に役に立つだろうと言ってくれていました。

あとはホームページのフランス語版や英語版を作ってくれたりFacebookなどのSNS広告を出したりと集客の部分でも大志を中心となってやってくれました。

もちろんレストランホールスタッフとしても活躍してくれたり。

彼の凄いところは例えば価値観の全く違うセネガル人と軽い口論になった時ちゃんと話し合おうとします。

多分セネガル人に対してイラっとしたこともあるかと思いますが、でも口論が終わりお互い握手をして仲直りをすると、その後は一切彼らの悪口は言いません。

僕は「21歳なのにすごいな~!」と密かにずっと関心していました。

言葉が出来ること頭が良い事よりも、僕は大志のその部分が一番素晴らしいと感じて大好きなところです。

これから大学院に進んだらまたセネガルに来る機会があるかもしれないということで、僕も和心スタッフもみんな楽しみにしています。

その時は「おい!」以外のツッコミ指導を徹底して行うことになるでしょう(笑)

またセネガルで会えることが今から本当に楽しみです。

大志、セネガルに和心に来てくれてありがとう!

原田

僕が日本に一時帰国した時にインターン生達(13人!)とキャンプに行ったのですが、終電を逃したメンバーはうちの実家に泊まり、飲み明かした様子です(笑)

About

セネガル日本人宿・食堂「和心」の原田です。 セネガルの首都ダカールで日本食料理屋とゲストハウスを経営しています。 アフリカの地で一緒に働くインターン生も募集中!

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