「アフリカ良いよー!」とか言うけどそれってホントなの?という人へ

セネガルに住み始めて4年以上が経ちました。

当時1歳の子どもを連れて来る予定だったので、日本にいた頃は「本当に大丈夫か?」と思っていました。

それが気が付けば4年!早いものです。

僕はブログやSNSで過去に「アフリカ(セネガル)良いですよー!!」と声高らかに言ったことも何度かあると思います。

今回はどこまでホントなの??というのを書いていきたいと思います。

アフリカ暮らしには当然、メリットもデメリットもあるのでその所を詳しく書いていけたらと思います。

セネガルに住むメリット

セネガルに住むメリット、主に楽しいこと「住んで良かったな~!」と思うことについて大きく3つ書いていきます。

仕事が楽しい&無限大

正直最初は不安でした。

「セネガルに住むなんてホントにできるのかよ?風邪ひいたらどうすんの?そもそも飛行機から心配だわ・・・。」

そしてやっぱり心配だったのはちゃんと売上(収入)を得れるのか?
これが一番でした。

でもこの心配は杞憂に終わりました。
理由は色々な方たちに助けてもらったからです。

僕らは最初レストランをすぐに開業するつもりでしたが、開業資格が取れないという事でまずはお弁当販売に切り替えました。

その為の準備をセネガルに住む日本人の方が手伝ってくださったり、日本大使館の方達も積極的に注文してくれました。

大使館の方なんて毎週1回~2回注文してくださり「今日は○○が良かった。逆に○○は改善点あり。」というご指摘をしてくれたり。

いやいや、本当に感謝です。

そんなこんなで沢山のセネガルの先輩達の力を借りながらやっていったらすぐにアパートの家賃や光熱費、食費ぐらいは賄えるようになりました。

そして、ガムシャラにやっている中で、ふと「セネガルで仕事をする事って本当に楽しいな~」と思いました。

正確にはセネガルに来てすぐ弁当販売の準備をしている段階で既に楽しかったのですが、やっぱり売り上げが上がり、少ないながらも黒字になるっていうのは自分たちにとって本当に自信になりました。

後々ゲストハウスを開業し、その後にレストラン和心を開業しましたが、どれも仕事が楽しい。

そして出会う人出会う人みんな面白い方達ばかりなので、それは本当に幸せな事です。

これだけ考えると「もう一回人生やるとしても必ずセネガルで事業を始めます。」と断言できます。

最初の不安なんてもう完全に忘れ去りました!(笑)

これって別に僕らだけが特別なわけでは全くなく、今うちにいる元インターン生2人もこれからセネガルで事業を立ち上げるために戻ってきました。

彼ら彼女たちもまだ売り上げ自体はほとんど上がっていませんが、僕から見れば「2人とも大丈夫だろうなー!」と思ってます。

生活費位の収入であれば意外と全然稼げてしまうと思います。

その上で自分が楽しい仕事ができるのは本当に幸せな事。

身をもってそれを実感しました。

子どもが伸び伸び育つ&養育費安い

セネガルはとにかく子どもに優しい!
そして地域で子どもを見てくれてくれる感じがすごく伝わってきます。

子どもってやっぱりうるさいし、いたずらするし、もう東京とかだったらそういうの近所迷惑とか言われるじゃないですか?

セネガルにはそれはまぁないです。
それは断言できます。

それどころか、なぜか息子が地元のレストランに行くと、朝食や昼食をタダでくれたりすることがもうしょっちゅうでした。

ホントに毎日パンをくれるセネガル人のおばちゃんがいて「いやいや、もうホントにいいから。お金払うから。」と言っても聞く耳を持ちません。

なぜなんだ!?なんでそんなに優しくしてくれるんだ??と聞くと「パセクサマドームラー(私の息子だから)」と。もうおばちゃん大好きになります。

それからはおばちゃんにパンを無料でもらう代わりに、時々じゃがいもや玉ねぎを差し入れで持っていってあげたりしています。
これが正解なのかはわかりませんが、いつもそれは喜んで受け取ってくれます。

また、幼稚園の月額はなんと1,000円!
まぁインターナショナル幼稚園だと月額3万円とかなのですが、安く済ませようと思えば地元の学校で十分。
息子はいつも楽しそうにセネガル人の子どもたちと遊んでいます。

あと、ベビーシッターさんを雇うとしてもかなり安くお願いすることができます。
仮に週5回フルタイムで頼んでも毎月2万円前後でお願いできます。

子どもがいる家庭でこの値段でのベビーシッターさんは本当に助かるし、洗濯や掃除、買い物などもやってくれる場合もあるので大助かりです。

インターン生の存在

和心は2015年12月~正式にインターン生の受け入れを始めました。
受入れを始めてから合計で37名のインターン生が来てくれました。(2018年11月現在)

インターン生達がセネガルに来てくれるだけでも本当に嬉しいのに、一緒に仕事ができてセネガルの社会問題の一つにもなっている油や砂糖等の取りすぎによる健康問題を少しでも改善するためにレストラン運営を任せることができて本当に楽しいです。

いつも僕ら夫婦はインターン生を勝手に息子娘のように思ってしまって、子どもが何人もいる感覚になっていますが、ご飯を食べたりお酒を飲みながらいろんな事を語り合ったりできるのは本当に楽しいです。

セネガルでのデメリット

さぁさぁ、ここからが本題!
「もうセネガルが良い理由は聞き飽きたよ!」という方は是非ここから読み始めてください。

医療

セネガルにいて一番感じる日本との違いは医療。
正直日本の医療、凄すぎます。

3割負担で医療を受けられるし、基本的にはどの病院に行っても医療のレベルは高い。
万が一、事故や急病でもすぐに救急車が来てくれる。

これはセネガルではありえません。

セネガルは交通事故が多いので、事故は本当に気を付けなければいけません。
そして事故が起きて救急車が到着するのが何分後になるのかは本当に未知数です。

ダカールであればお金を出せば、フランス人医師がいる病院はあるので、それは助かりますが、当然説明はフランス語or英語。
日本で説明を聞けることがどれだけ心強いか。。

子育てをしている僕にとってこの医療のところは現時点ではセネガルの心配事第一位です。

違いすぎる価値観

セネガル人スタッフと働いていると価値観の違いというのは当然出てきます。

これについては楽しいことも沢山あるし、「こういう価値観もあるのか~!」というのは勉強になることも多々あります。
なので一概には悪いとは言えないし、今ではだいぶ慣れてきた事でもあります。

ただ、セネガル人スタッフを雇い始めたころは色々と戸惑いました。

僕「時間を守ろうね!」
セネ「(ごめん無しに)だってバスが遅れてたから仕方ないじゃん」

僕「魚の仕込みよろしくね。」
セネ「いや、私の仕事じゃないからやりたくない。」
僕「でもこの間はやってくれてたじゃん。そういう話でしょ。」
セネ「今日はやりたくない。」

まぁ上記は正直、セネガル人スタッフの気分もあります。
「全然いいよ!」とやってくれることも沢山あります。

それも含めて、でも最初の内はお互いそうだったと思うのですが、本当に戸惑いました。
日本と同じ感覚ではいけないんだな。と強く意識しました。

また、やはり言葉の壁も大きい。
僕は英語もフランス語もへたくそなので、日本で説明できないのはしんどい時もあります。

そういう意味では日本で日本語で日本人に説明できたらどれだけ楽なことか・・・。と感じます。

コンビニがない、日本食が買えない

ふとした時にコンビニでおにぎりでも・・・。

当たり前ですが、セネガルにはそんなものはありません。
あるのはブティック(という名の商店)とフランスパンだけです。

日本の都会は便利すぎます。
この点については絶対にセネガルは勝てません。

ちょっと日本のものでも・・と買うことができないのは結構つらいこともあるかもしれません。
まぁ慣れれば代用できますが、セネガルに住んでいる人は定期的に日本から荷物を送ってもらう人が多いのも事実です。

その辺りはやっぱり不便時感じることは多々あります。

インフラが完全ではない

停電、断水はセネガルの首都ダカールでも日常茶飯事。
日本ではほとんどないので、初めのうちはビックリするかと思います。

また、バスも時刻表がないので、来ない時でもひたすら待たなければなりません。
そういった面もやっぱり不便ですね。(でもそこは日本の電車凄すぎ!!)

ただ、電気、水道はここ最近ダカールでは大分改善されてきました。
特に数年前と比べると停電も断水もだいぶ減った印象。

生活するだけならば、ほとんど支障をきたさないレベルです。
もちろん夏の暑い日に停電して扇風機が回らなくて汗だくになった、電話中に停電してネットが切れて「あーー!!」ってなったりすることはよくあります。

でもやっぱり日本のインフラは最高です。

まとめ

セネガルでの生活には良いことも悪いこともあります。
でもそれは日本でも同じこと。

全てが世界最高!なんてことはありえません。

ただこうやって書いてみてもやっぱり僕はセネガルが好きなんだな~と感じてしまいました。

「アフリカってセネガルって本当にいいの?」という答えは結局の所実際に、来た人にしかわからないのかもしれません。

セネガルは日本から距離こそ遠いですが、来てしまえばきっと精神的にはそれ程遠くなく、むしろ近く感じると思います。

少し来る分には少しのお金と、そしてちょっとだけ勇気を振り絞ってくればあとは何とかなります。
もし必要ならセネガルだったら僕がいくらでも助けになれると思います。

アフリカに来るだけでどれだけ違う世界を見れるか、というのを心の底から感じています。
もうそんなにハードルは高くないです。

気軽な気持ちで遊びに来てくださいね。

About

セネガル日本人宿・食堂「和心」の原田です。 セネガルの首都ダカールで日本食料理屋とゲストハウスを経営しています。 アフリカの地で一緒に働くインターン生も募集中!

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