【VOL.6】アフリカで家族・インターン生とのレストラン和心開業までの道INセネガル

1. 日本食堂「和心」近況報告(2015年4月19日~4月25日)

今週はトラブルなどもありながら、資格取得も無事に進みました。
そして、とにかく健康の大切さを改めて感じた1週間でした。

それでは、今週の近況報告をさせていただきます。

4/19(日)

今日は昨日知り合ったセネガル人とフランス人のハーフの男性に誘われラグビーの試合観戦へ。

どうやらU-19女子セネガル代表チームらしい。

僕はラグビーは全くの無知だが、恐らくセネガルはラグビーはそんなに強くないだろう(笑)
力強さはあるのだが、すぐにバテているし、「代表」のイメージには程遠かった。

ラグビーに関してはブログも書いたので、是非。
こちら⇒【動画】U-19セネガル代表のラグビー試合観戦に行ってきた

ラグビー観戦中、水が欲しくなったのでお菓子を売っているおばちゃんに聞いてみると水は売ってないという。

まぁ仕方ないかと思っていたら10分後になんとそのおばちゃんが別の店で水を買ってきてくれた。
しかもお金も受け取ってくれない。

なぜだ、、なんでだ・・・??
セネガル人、なんて優しいのだ。。。

多分、息子が一緒だったというのが大きかったんだと思うが、優しすぎるでしょうーーー。。。

実は前にも似たようなことがあって、小さい子どもには本当に優しい社会だなと感じる。

ラグビー観戦後は夕食の準備。
今日は野菜炒めなどで簡単に済ませる。

4/20(月)

朝食後、アパートの住所変更による会社書類更新の為、警察署へ。
無事に商業許可証(RCCM)を取得することができた。

しかし、ここでトラブルが。
再取得の為の支払いにはスタンプを買って、それを書類に貼るのだが、今日はそのスタンプがどこに行っても売り切れだという。

色々と廻ったがどこも売ってないとのことで、仕方なくバスに乗り他の警察署へ。

そこでも一度はないと言われたのだが、粘ってみると奥から一枚だけスタンプを出してきてくれた。

役所通いで学んだ事だが、セネガルでは
なんとか、スタンプをゲットし、資格取得完了。

朝一で来たはずが、気付いたら既に13時を回っている。

その足で、今度はもう一枚の書類を更新する為、APIXへ。
こちらの方は書類の担当者が1週間ブルキナファソに出張とのことで、また来週きてくれとのこと。

「仕方ない、そうですか。」と引き下がれるはずもなく、粘ってみると他のスタッフが対応してくれた。

ラッキー、ラッキー。
こちらは4日後にまた取りに来てとのこと。

帰宅すると、息子が38度の熱があるという。

心配になり、往診の先生を日本の保険会社経由で呼ぶ。
日本で海外旅行保険に加入しているので、治療費、薬代は全て無料になる。

でも保険会社を通すと、やたら時間が掛かる。
実際今回も電話を掛けてから医師が到着するのに3時間位掛かった。。。

診断結果は恐らくただの風邪だろうとのこと。

解熱剤を飲んでみて、もし熱が下がらなければ病院でマラリアの検査をするからと言われる。
様子を見ることにして僕らも就寝。

4/21(火)

朝起きると息子の熱が下がっていて、いつも通り元気になっている。
朝食も沢山食べているし、ふぅ、これで一安心。

今日は引越し先の鍵を受け取りに大家さん宅へ。
無事鍵を受けとり、アパートに行き部屋を確認。

が、窓をつける工事がまだ始まっていない。
このままでは窓のない家になってしまう(笑)

その旨を大家さんに言うと、英語で「I try!」と。
これはもしかしたら当分は窓なしのアパートに住むことになるかも?(笑)

その後、魚市場でアジを買い帰宅。
すると、息子の熱がまた上がっているという。

とりあえず、機嫌もいいし食欲もあるようなので様子を見ることにした。

買ってきたアジでつみれ団子を調理。

鮮度がまぁまぁ良かったので刺し身にしてみようかと思ったが、ちょっと怖かったので今日は止めておいた。

夜の遅い時間になるにつれ、息子の熱が上がり、40度を超えていた。
ん~。これは明日の朝すぐに病院に行く必要があるなと、就寝。

妻はほぼ寝ずに看病していた様子。

4/22(水)

起床後、すぐに海外旅行保険のオフィスへ電話。
ダカールの病院を予約してもらう。

海外旅行保険を使ってみて思うのは、キャッシュレスで対応してくれたり、往復の交通費も負担してくれたりするのはかなり有り難い。

しかし、今回も前回同様、手配に1時間~2時間掛かるのは、緊急時は使いづらいなとは思う。

まぁこれはヨーロッパやアメリカならまだしもセネガルなら仕方ないとも思うが。。。

病院で診察してもらうと、恐らくただの風邪だろうとのこと。
しかし、マラリアの可能性などもゼロではないので、念の為血液検査をすることに。

注射をしようとすると、息子がものすごい勢いで泣くので、看護師さん2人、妻、僕と4人掛かりで抑えてなんとか終えた。

注射を嫌がっている息子を激写。

検査結果は16時に出るということで一時帰宅。

その後自分一人で、APIXへ。

セネガルの滞在ビザ兼労働許可証の「外国人登録許可証」が遂に取得できた。
これで和心開業に必要な許可証は「レストラン開業資格」のみになった。

この資格はセネガル滞在の方々「取るのはかなり難しいみたいだよ。」「取れたって話聞いたことないよ」などと聞いていた。

なので正直かなりビクビクしていたのだが、取れて本当に安心したし、これから日本から来るスタッフの小林や斎藤も簡単に取れるとわかったのは大きい。

これでやっと店舗を借りて手続きをすれば開業申請ができる事になる。

その後、病院へ息子の血液検査を聞きにいくが、特に問題なしとのこと。
帰宅後、すっかり息子も元気を取り戻したようで安心した。

今日の夕食で美味しかったのが、きんぴら大根。
きんぴらごぼうの代わりに大根を使った料理なのだが、これは美味しい。

ごぼうがないセネガルだけど、これはお弁当や和心で出したいと思った。

4/23(木)

朝起きて息子の熱を図ると、すっかり熱は下がった様子。
久しぶりに一緒に朝食を買いに行き、フランスパンも完食。

その後は水道料金を支払いに水道局へ。
すると、驚いたのが順番待ちのチケットがある。

しかも、周りの人たちが「お前は何番だからここに座れ」とちゃんと番号順に座らされる。
セネガルでちゃんと整列をしているというのは初めてみた(笑)

水道局の近くを散策してみると、1,000CFA(200円)ショップを発見。

これは日本のダイソー等の100円均一のような店で、食器や化粧品などをメインに取り扱っている店が多く、お客さんも結構入っている様子。

食器は主に中国から輸入しているものを中心にガラスのコップ3個で1,000CFAなど。

こうやって考えると日本と値段は変わらないし、日本の100均のクオリティーの高さには改めて関心する。

セネガルにも日本の100均が入ってこないかな~といつも思うのだが。。。

一度帰宅して、昼食。
その後すぐに、今度は電気料金を支払いに行く。

しかし、今日はもう終わったという。
「ここに16時までと書いてあるだろう。まだ15時半だよ。」と言っても全く聞き入れてもらえず。

まぁ仕方がない。その足で新鮮な魚が買える魚市場へ。
ちょうど漁船が戻ってくる時間帯で、沢山の人が魚を買い求めに来ていた。

捕れたての、アジ1匹とサバ2匹を300CFA(約60円)で購入。

サバは香味ソースで揚げ、そしてアジは初めて刺し身で食べてみることにした。

三枚に下ろして皮を剥ぎ、骨を取り除き刺し身にする。

当たり前なのだが、セネガルでも日本でも全く同じ工程なんだよな~とちょっと不思議になる。

アジの刺し身だが、脂が乗っていて美味しい。

一番気になった臭みも全くなく、日本のスーパーで買えるアジの刺し身と同等かそれ以上の味。
和心でもそうだが、今後食卓のおかずとしてハマりそうだ(笑)

4/24(金)

朝起きて息子の熱を計る。
熱はないのだが、湿疹が出ている。

もしや今回の熱は「突発性湿疹」による発熱だったのだろうか。
突発性湿疹の湿疹について特に治療が必要なわけではないとのことで、一先ず様子を見ることにした。

日本大使館に無犯罪証明証を取りに行く。
無事に発行されているのはさすが日本大使館。

その後APIX(役所)へ。
APIXでも無事にNINEA(ビジネス許可証)の再取得が完了。

来週の月曜日にお弁当デリバリーの資格申請をすることになった。
帰りに市場にて野菜を買う。

野菜市場に関しては、いつも行く「マルシェ カストーロ」という市場が一番安い。

マルシェ カストーロは、全市場の大元になっており、わざわざ遠くから買い求めてくる人も多い。

ダカールの他の市場の人達はここで大量に買って、自分の市場で販売しているそうだ。

僕はいつも、「これいくら?高いよ!マルシェ カストーロならもっと安いよ!」と言うと、

「よく知ってるわね。でも私達もカストーロで買ってるんだから安くて当然よ。」と言われる。
どこの市場にいっても同じことを言われるので、やはりカストーロは安いのであろう。

今回は少し高い市場なので最低限の野菜を買い帰宅。
帰り道に妻と合流し、近所のスーパーへ。

すると、日本人旅行者の方と遭遇。

セネガルは日本人旅行者がかなり少ないので、こういうことはかなり稀なので話が弾んだ。
しかもこの方和心の事を知ってくれていて、ダカールに着いたら来るのを楽しみにしてくれていたという。

まだ開業していないことを伝えると残念がられていた。。

ということもあり、来週我が家に食事に来てもらうことになった。
職業がダンサーらしく話を聞くのがとても楽しみだ。

その後夕食は、鶏の照り焼きと、炊きこみご飯。
美味しいのだが、やはり鶏肉は日本の物と比べてしまうと微妙・・・。

いつも思うのだが、セネガルの国民食が魚料理ということが本当に納得できる。
魚のコストパフォーマンスの高さに比べると、肉はあまりにも低い。。。

4/25(土)

起床後、朝食を買いにパン屋さんへ。
息子は体調は良さそうだが、湿疹は残っている様子。

朝食後はベナン人の友人「ガイ」の自宅へ。
彼は現在、ダカールの有名レストランで働いている。

そして、なんとマネージャーに昇進したのだという。
ベナン人なのに300人近いセネガル人をマネージメントしているのはさすがだなと。

彼は僕から見たらパッと見はセネガル人と変わらないのだが「セネガル人はすぐに体調が悪いと言って休むし、怠け癖がある」と言っていたのにはちょっと笑ってしまった(笑)

やはり西アフリカのそれぞれの国でなんとなく性格の違いはあるらしい。

レストランの事を色々と聞いていたら、鶏肉の仕入先やドリンク類の仕入先を教えてもらった。

日本の飲食店のように、お店まで商品を持ってきてもらい、後払いで払うシステムのようだ。

鶏肉は試してみないとわからないがドリンク類は和心が始まったら利用するつもりだ。

その後は魚市場へ。

ちょうど漁船が一隻帰ってきたところで、買おうとすると「持っていって!」となんと無料でサバを2匹くれた。

ただでくれるってどんだけ優しいんだ・・・。

帰宅後、早速サバを捌き今晩の夕食にするため酒につける。
しかし、1時間後様子を見ると状態が少しだけ悪くなっているように見える。

まぁ今のところ我が家には冷蔵庫がないので、その影響だと思うが(笑)

ということで、少し早いが、早速片栗粉につけて唐揚げにした。
この辺りも実際にやってみて初めてわかったりする。

その後、息子を連れて自宅の周りを散歩。
息子は湿疹こそ残っているものの、すっかり元気になり、久々の外出に興奮している様子。

パン屋さんで焼きたてのシナモンロールを購入。300CFA(60円)。
これがまた美味しい。

夕食は先ほどのサバにソースを作り、あんかけ風にした。
息子は疲れたらしく、珍しく夕食を食べずに寝ていた。

21時頃、銃声のような音が聞こえたから何事かと思ったら、花火が上がっていた。

花火自体は、日本の花火大会とは比べ物にならないし、5分ほどで終わってしまったのだが、花火が上がっているセネガルになんか平和を感じてしまう。

ネットを見ていてネパールの大地震の被害がかなり深刻そうだと知る。
ネパールは8年前に一度訪れたことがあり、本当に好きな国だ。

なんせ1週間滞在の予定が3週間もいてしまったぐらい。

それからは「いつかネパールにも住んでみたいなぁ~」と思っていたぐらいだから他人事ではない。
ほんの少額の寄付を団体を通じてさせてもらった。

早くの復興を祈るばかりだ。

2.今週のアフリカ

やっと和心開業の為の資格が揃い始めました!
今回は和心開業の為に必要な資格をおさらいしたいと思います。

セネガルで飲食店を開業するには下記3つの資格が必要です。

STEP1 商業登録証、ビジネス許可証
STEP2 外国人登録許可証
STEP3 レストラン開業資格

上記の3つが揃って始めてセネガルで飲食店を開業することができます。

そして、今回はSTEP1とSTEP2の2つを取得することができました。

実は取得する前の段階では、
「STEP2の外国人登録許可証はもはや取得不可能。」
「あなたの語学能力では取得までに1年以上掛かるのでは?」

などと言われてきました。

しかし実際はセネガルに来て2ヶ月程で2つの資格を取得することができました。

ただ、僕はかなり運が良い方でした。
それは以前からこちらのメルマガでも書いている「APIX」の存在です。

APIXは上記3つの資格取得を無償で手伝ってくれます。
「資格取得申請サポート&代行サービス」を無料でやってくれるようなイメージでしょうか。

僕が役所に行く必要がある時はスタッフも同行して取得のサポートをしてくれたりもします。
STEP2の「外国人登録許可証」を取得の際には、APIXの車で2つの役所を廻り、申請に行きました。

そんなサポートもあり、無事にここまで順調に資格を取得できています。
本当にAPIXの存在は助かっています。

今後はSTEP3のレストラン開業資格の申請に入ります。
これもAPIXを通じて申請することができます。

しかし、この資格を申請するには、先に店舗を契約する必要があり、尚且つ申請してから取得までに最低でも3ヶ月掛かります。

その期間中何もしないわけにはいかないので、このタイミングでお弁当のデリバリーを開始します。
タイミングとしては、5月1日にアパートの引っ越しをして、少し落ち着いた、G・W開け頃を予定しています。

早く、開業、お弁当販売ともに始めたいと思っています。

3. 1歳息子のアフリカ物語

今週は体調を崩していた息子。
ですので、ほとんど外に連れて行っていません。

発熱してすぐは風邪やマラリアを疑いましたが、平熱後に湿疹が出ている事から、
どうやら突発性湿疹だったようです。

日曜・・・平熱
月曜・・・夕方から発熱、深夜に往診の医者を呼ぶ
火曜・・・朝に熱は下がるも、夕方からまた発熱
水曜・・・朝から病院へ、マラリア検査を受け、陰性
木曜・・・平熱だが、まだ完治ではない様子。
金曜・・・朝起きると湿疹ができてる
土曜・・・湿疹が増してる、突発性湿疹の可能性が高い

突発性湿疹は、日本でもほとんどの赤ちゃんが、半年~2歳頃までに発症するようです。
息子は1歳半を過ぎているので、比較的軽度の湿疹で済んでいるみたいです。

風邪ひいたかと思いきや、突発性湿疹だったとは・・・。
相変わらず息子はセネガルでも風邪をひかなくて、驚いています(笑)

それにしても、大した病気じゃなくて本当に良かったです。

4. なんでも!「Q&A」

今週はT・Iさんからご質問をいただきました。
T・Iさん、ありがとうございます!

「以前ダカールに行った際に、ホテルの近くに夕食が食べられるレストランがなかったのですが、それが普通なのでしょうか?」

これに対し、

「そうですね。確かに、ダカールでは地元の人が行くような店は朝と昼しかやっていないお店が多いです。
夜もオープンしているのは高級レストランやハンバーガーやサンドウィッチしか置いていないファストフード店ですね。」

セネガル料理ってすごい美味しいんですが、旅行者の方は夕食がパンだけの方が結構多いようです。
もちろん、夜もやっている屋台や安い食堂もありますが、極端に少ない印象です。

そもそもセネガル人は夜にあまり米を食べないのでその影響ですね。
その辺りは確かに不便ですね。

是非そういう方には和心に来ていただきたいです(笑)

T・Iさん、ありがとうございました。

皆様からの沢山のお便りをお待ちしておりますので、
気軽にご連絡お待ちしています。

5. 編集後記

今週は息子の体調が悪くなり、改めて健康の大切さを実感させられました。
今回はたまたま突発性湿疹でしたが、僕も妻も含めて、体調には気をつけていきたいと思います。

来週は、日本人の方2人と会う予定です。
一人の方は既にセネガルでビジネスをやられているそうです。
色々と情報交換させてもらいたいと思います。

6.2018年の原田の感想

この時は外国人登録許可証が取得できたことが本当に嬉しかった事はよく覚えています。

セネガルに来てからというものの、この資格が取れないんじゃないか?とビクビクしていましたから(笑)

ホント、よくよく考えれば海外でビジネスをするのにビザの事をよく考えもせずに来るなんて無謀だなと今更ながらに思います。

でもこの頃はとにかく必死だったのでそんな所まで頭が回らなかったのだと思います。
(←一番大事な事だろうw)

そして、100均があればいいな~とこの時に思っていたら、セネガルで一番仲のいい日本人の友人の野口さんがこの半年後に本当に100均を開業させたのです!!すごい!

でも今は店は閉めてしまったので僕はめっちゃくちゃ不便になってしまいました。まただれか100均やらないかな??(笑)

About

セネガル日本人宿・食堂「和心」の原田です。 セネガルの首都ダカールで日本食料理屋とゲストハウスを経営しています。 アフリカの地で一緒に働くインターン生も募集中!

View all posts by