ギニアの首都コナクリ着 首都らしくないコナクリ【旅4日目】

2013年西アフリカの旅情報

西アフリカの旅第一回からはこちら→西アフリカ横断の旅38日間
前回の記事はこちら→3日目 ガンビアからギニアへの過酷な24時間移動

ギニアのコナクリを目指して走り続ける乗り合いタクシー、乗ってから既に20時間以上経っていたが、目が覚めてもまだ車は走っていた。

でも昨夜のジャングルのような道を抜け舗装している道を走っていた。

ドライバーの話によるともうすぐコナクリに着くらしい。

「本当かよ?」と思ったけど、ドライバーの言った通り、2時間後コナクリに到着した。

というかこのドライバーほぼ休み無しで24時間以上運転し続けている・・。

凄すぎる・・・。

コナクリに着くと同乗した男達が握手を交わして別れを告げている。

その姿はまるで試合終了後のサッカー選手の光景みたいだった。。

そんな姿に見とれている場合ではない。

僕はどこへ行けばいいのかもよくわからないのだ。そしてここがどこかもわかってないのだ

「さて、どうしたものか。」

そんなことを思ってたら一緒に乗り合いタクシーに乗っていて一番優しそうな青年から話しかけられた。

「君はどこに行くの?」

「とりあえずホテルを探そうと思ってるんだけど、どこかいいとこ知ってる?」

「泊まるとこ決まってないの!?(笑)じゃあ、とりあえず日本大使館にでも行ってみれば?」

どうやらギニアのコナクリには日本大使館があるらしい。全然知らなかった(笑)

よし!それじゃ日本大使館で良いホテルを紹介してもらおう!ついでにコナクリに住んでる日本人を紹介してもらう!(僕はこの旅中、現地に住んでる日本人から話を聞いて廻ろうと思っていた。)

するとさっきの優男が、

「よし、じゃあ俺も一緒に行ってあげるよ!」と申し出てくれ一緒に日本大使館まで行ってくれることになった。

ギニア人もセネガル人やガンビア人と同じく良い奴だ。。

ギニアの首都コナクリの街並。面積は広いけど、高い建物などがダカールに比べるとかなり少ない

コナクリを走るちょっとお洒落な市バス

日本大使館に着くと、さっきの優男が、

「じゃあ俺は帰るから気をつけてな!」とか言っている。

「いやいや、ちょっと待って!」

そんなのさすがに悪過ぎる。帰りの分の交通費を渡し、丁寧にお礼を言って別れを告げた。

本当に良い人だ。。

 

各国にある日本大使館にはもちろん日本人が勤務している。

日本大使館に着くと、なんかそれだけで落ち着いてしまう(笑)

領事の人が直接話をしてくれたりする場合もあるが、基本的にマイナーな国(日本人が少ない国)であればある程、大使館に行くと親切にしてくださる印象だ。

ギニアは日本人旅行者がかなり少ないということもあったが、それにも増して領事の方が自ら親身になって話を聞いてくれた。

それによるとどうやら、

・1000円ぐらいで泊まれる格安ホテルはこの辺りにはあまりない。
・ギニアの治安は昼間であればかなり良く人は本当に良い。

ということだった。

今日泊まる宿の情報が聞けなかったのは残念だったが、まぁそれはしょうがない。ブラブラして適当に見つける事にした。

最後にコナクリに住んでる日本人の方を紹介してもらい、日本大使館を後にした。

 

その後は適当に乗り合いタクシーを捕まえて街中に行き、まずは腹ごしらえをすることにした。


ギニアにもあるセネガル料理「チェブジェン」

空腹は満たされたものの宿が見つかる気配がない。

ここはダメ元で屋台のおばちゃんに聞いてみた。

「ねーおばちゃん、この辺りで安いホテルとかってあるかな?」

「私は行った事ないけど確かあそこにあったんじゃないかな〜。」

「え!?どこどこ??」

「この近くに教会があるんだけど、そこは外国人が結構泊まってるみたいよ。」

マジすか!やっぱり聞いてみるもんだな〜。

聞くと値段も手頃だし、僕の経験上、教会とか寺の宿泊施設って良い所が多い。

これはかなりラッキー!早速行ってみる事にした。

 

道に迷いながらも本当にあるではないか、「ミッション・カトリック」という名の教会の宿。

値段は聞いてたよりも少しだけ高かったけど許容範囲。(130.000ギニアフラン)

ただこの教会の宿、部屋は良いんだけど、スタッフの対応悪すぎ・・。

「部屋見せて欲しい」ってお願いしたら舌打ちして睨まれる始末(笑)

部屋は蚊帳付きベッドに部屋にシャワー付き・トイレ別。綺麗とは言えない。外国人の宿泊客が多い

とはいえ、もうここしかないし、移動の疲れでへろへろだったのでチェックイン。

チェックイン後すぐにシャワーを浴びたら、泥だらけの頭から大量の泥水が出てきてびっくり(笑)

その後は夕食を食べに街中へ。

なかなか面白い光景に出逢った。


たむろしてたおっちゃん達


コーヒー屋さん


コーヒー屋さんの店内


本日の夕食。ネバネバしてるソースにご飯。意外と美味しかった

あと、ギニアでも携帯のSIMカードを購入。

SIMカードだけ買って、セネガルで使ってた携帯に挿入すればギニアでも普通に通話ができる。

SIMカードは正式な販売員の人からカードを買ったら100円で通話料が100円分入ってるという実質無料のSIMカードを買えた。

ふっかけてくる販売員は5倍ぐらいの値段を言ってきてたけど、買わないで良かった(笑)

早速ギニアの携帯で日本大使館で紹介してもらった日本人の方に連絡を取ってみると、「明日会いましょう!」とのこと。

しかも泊まる所も知り合いの家を紹介してくれるらしい。

これはガンビアに続きめちゃくちゃ嬉しい!

ということで明日はギニアに住んでる日本人との出逢いを書いていきます。

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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