ガンビア入国 始まった西アフリカの旅 親切すぎるガンビア人【旅1日目】

2013年西アフリカの旅情報

西アフリカの旅第一回からはこちら→西アフリカ横断の旅38日間
前回の記事はこちら→旅の準備〜西アフリカ横断の旅0日目〜

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朝5:00起床。

ダカールの乗り合いタクシー広場「ポンピエ」へ向かう。

ポンピエへは家から約15分で到着。

すると、かなりの数のタクシーがいる。。

そして、朝なのにすごい数の客引きに「お前どこ行くんだ!?サンルイか?ガンビアか?」と聞かれ、

「ガンビア」と答えると、そのままガンビア行きの乗り合いタクシー乗り場に連れて行かれる。

ちなみに乗り合いタクシーのことは「セットプラス」といって7人乗りという意味。

そしてこちらが、ダカールのガンビア行きセットプラス乗り場。ガンビアの首都バンジュール行き。

 


思いっきり手書きの看板


ちょっと暗いけどセットプラスはこんな感じ。7人乗りの乗用車って感じです。

西アフリカの乗り合いタクシーには時刻表なんてものは存在せず、お客さんが集まったら出発するという感じ。

でもセネガルからガンビアに行く人は結構いるみたいで、一時間足らずで7人集まって出発。

出発後、すぐに異変に気付く。。

窓が閉まらない。。。

かなり飛ばしてるから風がすごい勢いで入ってくるので、運ちゃんに言うと頑張って窓を閉めてくれた。

と、ここまでは良かったが、すると後ろの席のおばちゃんがギャーギャー騒ぎ始めた。

どうやら暑いから窓全開にしろって言ってるっぽい。

でもこっちも必死におばちゃんに対抗。

が、、結局おばちゃんに根負けして他の乗客にも諭され、窓全開で5時間の道を行く事に。。

自分、弱し。。

 


道中の田舎の村

5時間後・・・

何度もメガネが飛ばされそうになりながらなんとかガンビアとの国境に到着。

 

 

ガンビアとの国境の町は結構活気があって盛り上がってた。

ガンビアとセネガルでは通貨が違う。

両替商の人がすごい勢いで集まってきたけど、ここでは両替せず。

予想通り国境を越えてからレートの良い両替屋があったからラッキー。

 


ガンビアのイミグレ

僕はガンビアのビザを持ってなかったため、イミグレーションとビザの手続きをしに警察官っぽい人に連れていかれた。

こういう警察官に連れて行かれて、っていう展開って何か問題が起きてとかいう感じがしそうだけど、この時は一切問題が起きず。。

ビザも公式の料金で何の賄賂や文句も言われず、それどころか、「ようこそ、ガンビアへ!」なんて言われてしまう始末。

嬉しいのを通り越してなんだか拍子抜けしてしまった気分(笑)

ちょっとばかり身構えていた自分が恥ずかしくなりました。

ということで何の問題もなくガンビア入国。

というか、そもそもガンビアってどこ?って思ってる方の為に。

何を隠そう僕がセネガルに来るまでガンビアの存在を知らなかったので。

 


ガンビアの地図

ガンビアはセネガルに囲まれていて、どうやらヨーロッパの植民地政策の前は同じ国だったらしい。

その影響でウォロフ語は通じるし、セネガル人と同じ民族の人がほとんどなんだとか。

僕にとってはアフリカでの2番目の国。

ジーーーン。

なんかちょっと感慨深い。

が、、、


ガンビアの街並

セネガルとほぼ一緒(笑)

そんなことを考えながら、言われるがまま乗り合いタクシーに乗せられ、船着き場へと向かう。

「船着き場?」

そうなんです、国境から首都のバンジュールまでは船で行くんです。

 


船着き場


船の上から

船にはすごい数の人とともに、動物も沢山乗ってくる。

さすがアフリカ。

 


牛の大群も船で移動

国境側から首都バンジュールまで約2時間。

船上ではほとんど寝てしまって、起きたらバンジュールに到着。

 

何気に嬉しいのは、「Welcome to Banjul」と書いてあること。

そう、ガンビアは英語圏なんです。

 


バンジュールの街並1


バンジュールの街並2

どうやらガンビアの首都バンジュールには何もないらしい。。

ホテルはあるらしいけど、隣町のセレクンダやビーチ沿いのバカウという場所の方があるみたい。

ちょっと迷った末、僕はビーチのあるバカウへ行く事にした。

バカウへは乗り合いタクシーで行く事に。

この道中、僕は早くもガンビア人の優しさに触れる事となる。

 

まず、警察官に乗り合いタクシーの場所を訪ねると、なんと歩いて10分のタクシー乗り場まで案内してくれるではないか!

ガンビアの警察、めちゃくちゃ親切だ。。

そしてタクシー乗り場に着いたら着いたで今度は知らない兄ちゃんが「どこへ行くんだ?セレクンダ?タクシーは高いから乗り合いタクシーで行けよ。よし、俺に任せとけ」と言われ、暑い中バッセ行きの乗り合いタクシーを探しまわってくれてる。

ガンビア人、なんて親切なんだ。。

これには本当に驚いた。

一瞬、お金を請求されるのかと思いきや、そういう雰囲気も一切なし。

それどころか、「気をつけていけよ!良い旅を!」なんて言ってくれる。

もうこの時点でガンビアが大好きになりました。

 

バカウに到着後、宿を探すとすぐに良さげな宿が見つかった。

その内の一つがプール付きのコテージで良さげだったので聞いてみると、なんかすごい値段が安い。

どうやら今はシーズンオフらしく、観光客がほとんど来ないかららしい。

そこから更に交渉して、結局350ダラシ(約1000円)で泊めてもらえることに。

 


プール付き中庭


泊まったコテージの外観


コテージの室内

この後、西アフリカでは色々なホテルに泊まったけど、部屋に冷蔵庫が付いてたのはここだけだった。

居心地もよかったし、ここはホントよかったな〜。

宿の人も親切だったし。

宿に荷物を置いたら散歩がてら夕食へ。

 

バッセのビーチ

ビーチにあった魚市場


匂いにつられて思わず買ってしまった焼き魚。20円。激安。


夕日が綺麗


晩酌はガンビアビールとギネスで。

 

西アフリカの旅初日で感じた事、

ガンビアの人親切すぎる!

素朴で雰囲気も良いし、ガンビア最高。

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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