今、日本で最も注目されている国、「コートジボワール」。(2014年6月13日現在)
2014年サッカーFIFAワールドカップブラジル大会で日本代表が初戦に対戦するアフリカの国です。
サッカーの実力はテレビでも毎日のように放送されていますが、「実際にコートジボワールってどんな国なのか?」ってよくわからないですよね。
そこで!
僕が2013年7月に実際にコートジボワールに滞在した時の様子を書いていきます。
コートジボワール国民がどれだけサッカーが好きなのか。
そして、コートジボワールのサッカー以外の魅力も書いていきたいと思います。
①コートジボワール国民のサッカー人気
コートジボワールはW杯に3大会連続出場する、アフリカの強豪国です。
有名な選手はドログバ、カルー、ヤヤ・トゥーレ、コロ・トゥーレなど、ヨーロッパの有名クラブで活躍する選手達が多くいます。
特にドログバは日本でも有名は選手ですよね。
ドログバを知ってから、コートジボワールという国を知った人も僕だけではないはずです(笑)
そして何より、コートジボワール人はみんなサッカーが大好きでした。
僕は現地の言葉は一切わかりませんでしたが、お互いの唯一の共通語、
「ドログバ!」
「カガワ!」
の2単語だけで、コミュニケーションを取っていました(笑)
②コートジボワールってどんな国?
コートジボワールはアフリカの西に位置し、人口2000万人の国です。
日本ではあまり知られてはいませんが、実はコートジボワールはアフリカ有数の経済大国です。
コートジボワールの都市アビジャンは西アフリカ最大の大都市として、隣国から多くの出稼ぎ労働者達が来ていました。
その反面、政情が不安定で「大統領選挙の度に内戦が起きる。」という、政情が不安定の代名詞の様な国です。
しかし最近ではある程度政情も安定し、多くの外資系企業が参入しているようです。
最近は日本の安倍首相も訪問していて、これから急激に発展する国になるかもしれません。
③コートジボワール人から見た日本
コートジボワール人の多くの人は「日本」という単語は知っています。
しかし、「日本?もちろん知ってるよ!中国の一部だよね?」というような認識の人が多かったです(笑)
それでも日本人というと、「ホンダ!」「カガワ!」「ナカタ!」と日本でも有名なサッカー選手はコートジボワールでも人気でした。
意外にも前回の南アフリカW杯直前にドログバに怪我を負わせた「トゥーリオ」の事は誰も知りませんでした。
④実際に行ってみてどうだった?
コートジボワールには見どころがいくつかあります。
西アフリカ一の大都市と呼び声の高いアビジャンの街は予想以上に大きくてビックリしました。
高層ビルが建ち並ぶアビジャンの街。
大通りには車通りがかなり多い。西アフリカ一の大都市と感じた。
首都、ヤムスクロには世界一大きい教会などもあります。
有名なローマの教会より大きい大聖堂。大きさは本当に世界一。
特にアビジャンの都会さには本当に驚きました。
アフリカというと、草原やサバンナをイメージされる方も多いとは思いますが、アビジャンは本当にアフリカでも有数の大都市です。
また、コートジボワールに行く前に、コートジボワールではゲテモノ料理が多いと聞いていました。
それこそ猿の丸焼きとか。
僕は猿の丸焼きは見かけませんでしたが、
鳥の頭だけ売ってたり、
これも焼き鳥の「カシラ」になるのか??
あとはもう、なんだかもうよくわからないものが売っていたりしました(笑)
コートジボワールでは本当に沢山の事がありました。
長距離バスに乗っていたら、隣の子どもが特大のうんこを漏らして号泣していたり。
大型トラックがありえない横転事故をおこしていたり。
国境が閉まっているとか言われて、野宿をしたり。
本当に沢山の事がありました。
でもそれも、今ではみんな、懐かしい、思い出です。(卒業式風)
出逢いも沢山ありました。
やたら美味しいエスプレッソを入れてくれる、兄ちゃんがいたり、
香川はなかなか良い選手だね!と褒めてくれるサッカー小僧がいたり。
写真を撮ってたら私達も撮ってと、可愛い赤ちゃんをおんぶするお母さんがいたり、
麦わら帽子を被ったおじいちゃんがいたり。(この5秒後人形だと知り本当に驚いた)
何やら、両手にものすごいものを持つ少年に出会ったり。
西アフリカの人達には総じて言えることですが、旅行者が少ないこの地域の人達は外国人に対して親切な人が多いです。
コートジボワールの人達も(たまにもめた事もあるけれど)本当に良い人達が多かったです。
⑤んで、日本代表は勝てるの?
話しをサッカーに戻します。
日本代表はコートジボワールに勝てるかどうか。
僕は五分五分だと思っています。
個人の力は身体能力の高いコートジボワールが勝りますが、日本代表は組織的に真面目にサッカーをする事ができます。
って、こんなところで予想していても仕方ないですね!
当日は、日本が勝つ事を願って応援しましょう!