ラマダーンが明けた2013年8月9日。
あぁ、、ラマダーンきつかった。。
ラマダーン体験記はこちらから→アフリカで実際にラマダーン(断食)をやってみた
30日間のラマダーンを終えたイスラム教徒が待っているもの・・。
それはもちろん、
、、、、、、、。
ではなく、
そう、
祭りです!!!
セネガルではこのお祭りのことを「コリテ」と言います。
セネガルではコリテという名前ですが、他のイスラム教国では呼び名が違ったりするようです。
さてさて、そのコリテ、僕はもうかなり楽しみにしていました。
どのくらい楽しみにしていたかというと、帰国日を当初の予定だった8月7日からコリテ後の8月10日にしたぐらい楽しみでした。
でもコリテの日って前日か前々日ぐらいに決まるみたいなんです。
月の満ち欠けが関係しているらしいですが、詳しい事にはわからず。
セネガル人に聞いても、「よくわからないけど、なんか偉い人が決めてるらしいよ。」とのこと。
んで、飛行機の日にちを変えたのにも関わらず、8月10日がコリテになるかもしれないと言われて、もう僕は祈るような気持ちでした。
その思いが通じたのかコリテが8月9日になり、ラッキーラッキー。
イスラム教の神様に感謝です。
それでは8月9日のコリテの様子をお伝えします。
8月9日 朝
朝起きるとすでに女性達が宴の準備を始めていました。
キッチンで家の女性総出で準備をしています。
何を準備しているのかな?
と覗いてみると、、、
大量の鶏肉が。
今日はこれがお昼ご飯になる模様。
コリテではほとんどの家庭でこうやって鶏肉が出るみたいです。
ちなみにコリテはセネガルで2番目に大きいお祭りで、セネガル一大きいお祭り「タバスキ」では各家庭に一匹ずつ羊をさばいて食べるようです。
こちらは付け合わせのサラダを準備中。
「今準備してるからもうちょい待ってな!外に行ったら面白いものが見れるかもしれないからちょっと出掛けてきな!」
と言われたので、ちょっと散歩してみました。
「面白いもの?なんだろう?」
すると、
いつもはあまり見かけない白い服を着た人達をよく目にしました。
この人達はどうやら、モスコに行きお祈りに行くそうです。
写真は撮れませんでしたが、モスコの前には沢山の人がいました。
どうやらコリテの日はイスラム教の人からしたらかなり大切な日っぽいです。
そうこうしている内にお昼時になりました。
家に帰るといい匂い。
鶏肉が焼けてました。
改めてこれはすごい量の鶏肉。
かなりのご馳走です。
「どんな料理が出来るのかな〜。」と楽しみに待っていましたが、
こうやって出来上がったコリテ料理はこちら!
鶏肉をふんだんにつかったご飯。
鶏肉が高いセネガルではかなりの贅沢なご飯です。
さすがは、コリテ。
早速頂きます。
みんなすごい嬉しそうでした。
昼間っからご飯食べるのは1ヶ月振りだもんね。
味の方はというと、美味い!
なんかちょっとテリヤキチキンみたいな味です。
これはホントにいけます。
朝から準備してくれた人達ホントありがとう。
お礼にコーラを買ってあげたら、なんか予想以上に喜ばれました(笑)
さてさて、続いてはコリテの時の服装。
みんないつもよりお洒落しているんです。
男性陣は朝からモスコでお祈りがあるとかで正装して朝早く家を出て行きました。
格好いい!
やっぱり民族衣装っていいですよね。
この格好でモスコにお祈りにいくみたいです。
女性陣もなにやらお洒落をしています。
やっぱりお洒落をすると可愛いですよね。
セネガルってアフリカの中でも女性の格好が派手で容姿も可愛いって評判なんですが、それもこの半年の間でわかるようになってきました。
初めはみんなただの黒い人ぐらいにしか見えなかったのが、大きな進歩です(笑)
うん。。
まぁこの髪型もイケテますね。。
実は僕もコリテの為に服を新調しました。
というか、ほぼ無理矢理作らされました(笑)
初めてのセネガルの民族衣装。
でもやっぱり日本人にはあまり、セネガルの民族衣装は似合いませんね(笑)
やっぱり日本人には日本の民族衣装が似合うんだと思いました。
そう考えると昔の人はすごいな〜と改めて思ったりしたのでした。
楽しかったコリテは一日で終わり。
次の日からはまたいつも通りに戻ります。
ラマダーンはまた来年です。
結局、コリテって鶏肉を沢山食べて民族衣装を着ただけだったけど、やっぱりお祭りの雰囲気というのもはなんだかいいものです。
異国の文化に触れるってやっぱり楽しいものです。
でも僕は多分もうラマダーンはやりません。
これに「コリテ」。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
終わり。
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