【アジア・アフリカ】海外インターンシップ受入れ企業・団体選びで大切な5つの事

アフリカインターン

2015年からセネガルで日本食堂「和心」、JammRekkでインターン生を受け入れ始めてから4年以上が経過しました。

4年間で50名のインターン生をアフリカの地で受け入れてきました。

現在の所、アフリカではまだまだインターンの受入れは多くはありませんが、アジア等では最近インターン受入れ団体が飛躍的に増えてきたような印象です。

それだけ海外でインターンシップをするという事は学生側にも企業側にも魅力的なんだと思います。

個人的には必ずしもアフリカに来なくともアジアや他の地域での海外インターンシップでもきっといい経験になるのだと思います。

もちろんアフリカやフランス語圏に興味がある方はアフリカ、セネガルは人柄や治安面でもとても魅力的なインターンシップ実施国だと思います。

さて、本日は海外インターンを検討中の方に、どういう受入れ先に行くのがベストなのかアドバイスをさせていただけたらと思います。

アジア、アフリカ、または他の地域に問わず皆様の参考になれば幸いです。

海外インターンに行く上で一番大切な心構え

まず受入れ先うんぬんの話しになってしまうのですが、海外インターンで一番大切な事は業務内容ではありません。

1番大切な事、それは無事に元気で日本に帰国する事です。
当たり前の事ですが、本当に一番大切な事です。

2番目に大切な事はインターン業務や生活、遊びを楽しむ事
せっかく海外に行くのであればまずは楽しめなければいけません。

そして、3番目にインターンシップにおける自身の成長があります。

繰り返しになりますが、大切な事は、
1.無事に日本に帰国する事
2.海外インターン生活を楽しむ事
3.インターンシップにおける自身の成長

海外インターンに参加される方はこの点だけは頭の片隅に入れておいてください。

海外インターンの受入れ先を決める上で重要な事

さて、ここから本題に入らせていただきます。

海外でインターンシップを検討されている方が事前に調べておくべきことを下記に記載させていただきました。

私の個人的な意見もありますが、50名のインターン生を受け入れてきて非常に大切だなと感じた部分でもあります。

是非参考にしてみてください。

海外インターン先の業務内容

個人的に海外インターンで一番重要な事は「業務をインターン生主体でできるかどうか」だと思っています。

中にはインターン生として、現地へ行ったものの蓋を開けてみたら、アルバイト同様の業務内容、もしくはアルバイト以下の雑用を任せてる団体や企業もあります。

国内インターンなら「本日で辞めさせていただきます。」で済むかもしれませんが、海外インターンの場合そうもいきません。

航空券も取得されてるでしょうし、そもそも住む場所もインターン先が提供している場合もあるので、泣く泣くそのインターン先で期間まで働かなければいけなくなることがほとんどです。

せっかく海外にインターンシップに行くのであれば、インターン生主体で考えて業務を実行できる環境というのは本当に大切です。

違う言い方をすれば「日本ではできない業務経験ができるインターン内容」という事です。

せっかく海外でインターンシップをするのに日本でのインターンやアルバイトでできる事をやってもあまり意味はありません。

どういう形であれ自分で業務を組み立ててやれる環境を選べたらいいと思います。

もちろん、自分で自由に業務を考えるという事は、それだけ責任が伴います。
裏を返せば何もやらなくても良い状態という事です。

でもきっと海外やアフリカでインターンシップを検討されている方はその点はやる気がある方がほとんどだと思うので、その点は心配されなくて大丈夫だと思います。

能力とか語学力も後から付いてくるものです。

セネガルインターン

和心インターン生が主体となってイベントを開催した際の様子

インターン先企業・団体の活動内容

インターン受入れ先団体の中には実際に活動をやっていない・もしくはほとんど何もしていない団体もあります。

インターンの受入れで成り立っているような企業や団体も少なからずあります。

各企業・団体のメイン事業があって、その一部の業務をインターン生が主体となって業務を行う、という受入れ先がベストだと考えています。

インターン受入れ先がどういう企業・団体で、何で売上げを上げているのか、普段どういう活動をしているのか等は事前に確認しておいた方がいいと思います。

「海外インターンに行ったはいいけれど、実際やる事は何もなかった。」という事例は実は少なくありません。

インターン活動内容

先輩インターン生の体験談をしっかり読む

インターン生受入れ先の団体が過去に何人のインターン生を受け入れたのか、またはどういう人を受け入れたのかも大切です。

また、先輩インターン生の体験談があるのなら、それをしっかりと熟読することが大切です。

もし可能ならその先輩インターン生にSNSなどから直接連絡を取ってみてもいいと思います。

先輩インターン生の感想や意見ほど参考になるアドバイスはありません。

インターン体験談

現地での日本人サポートがあるか

海外経験が少ない方は日本人サポートがあるかどうかは非常に重要です。また、そのサポートがどの範囲か。

例えば「スカイプでの遠隔サポートのみ」ではサポートの内に入りません。
インターン生それぞれの性格ややりたい事がある中で、テレビ電話では生のアドバイスをする事は実質不可能です。

できれば受け入れ先の人とは毎日顔を合わせられる環境で「いつでも相談に乗っていいよ。」と言ってくれる関係性があればベストだと思います。

参加費用・現地で掛かるお金

海外インターンシップでは、航空券代金、滞在費、食費、参加費、現地交通費等、受け入れ先によって掛かる金額は違います。
また受け入れ国の物価などによっても掛かるお金は変わってくると思います。

なので、事前に大体いくらぐらいの費用を用意するべきなのかは受け入れ先の担当の方に必ず確認するようにしてください。

まとめ※セネガル和心でのインターン生も随時募集中

いかがでしたでしょうか。
これから海外インターンに行かれる方・参加を検討されている方に少しでも参考になればと思います。

ちなみにではありますが、和心でのインターン生も随時受付中です。

現在(2019年4月~7月)も常時3名~4名の大学生のインターン生が活動中です。

和心インターン生はJammRekkという地元セネガル人向けのレストランの運営のほぼ全てをインターン生に任せています。

右も左もわからないセネガルという土地で、地元の人達へのビジネスというのは中々難しい事があると思いますが、インターン生もお店も日々成長している姿を見ていたら本当に少しずつではありますが、理想のお店に近づいているように思っています。

2019年夏休みの参加希望者方からも問い合わせをいただき始めています。
2019年8月~9月、もしくはそれ以降の冬休みや2020年春休みのご応募も受け付けています。

もし少しでも興味がある方は是非お問い合わせフォームよりご連絡くださいね。
こちら⇒アフリカインターン問い合わせフォーム

もちろん他の地域での海外インターンをご希望の方は、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

皆様の一世一代の海外インターン生活が有意義なものになるように応援しております!

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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