海外を拠点にしたい人が最初に突破するべき「3つの関門」

アフリカビジネス

海外で仕事をしたい方、海外に住みたい方、海外で子育てをしたい方など、海外を拠点にしたいという方が以前に比べて増えてきているように感じます。
ただ、そうは言ってもいきなり海外に住むなんて色々と大変そう。と思われている方もいるかと思います。

実際、海外に住むには必要な手続きもあれば、いくつかの障壁もあります。
今回はそれをわかりやすく、僕自身の体験も含めて書いていきたいと思います。

もしかしたら全然共感して頂けないかもしれません。
その場合はこういうのもあるのか〜。と流してしまってください(笑)

第一関門 家族の反対

初めて海外に行かれる方の多くの人が家族から何らかの反対を受けるというデータがあります。(2014年原田調べ)

いや、でもこれはホントに海外に行かれてる方が出発前に親に反対されたという話はよく耳にします。
実は海外にいる日本人同士「親に反対されなかったんですか?」という話は実は結構しているんです。

今では海外に出て活躍されている方も過去には意外と「家族の反対で心が折れそうだったよ。。」という方もいたり。
なので、もし今周りに反対されている方も、それが本当にやりたいことであるならば諦めないで説得して欲しいと思います。

ではどうやって説得するのか?

これはもう、熱い想いしかありません。

真面目な話、家族が反対している理由は、ほとんどが「心配だから」です。
行った事もない異国の地に自分の子どもが行く怖さといったら計り知れないものがあるのでしょう。
実はこれは日本人以外の親達も同じように思ってます。
アフリカ人やインド人の友人が日本に行く時に親に反対されたという話は結構よくあります。
「なぜ反対されたの?」と聞くと、「危ないから。」「日本は地震があるから。」と親はやはり子どもの身を心配して言っています。

ですが、反対を振り切ってまでやりたい事があるならばそれはもうやるしかありません。
とにかく熱い思いで突破です。
そして一度突破してしまえばもう大丈夫です。

もう9年前ぐらいの話ですが、僕が初めて海外に行くという時は親、学校の先生からめちゃくちゃ反対されました。
これでもかっていうぐらい毎日のように反対されました。

でも今では誰も反対する人はいなくなりました。
その代わり応援してくれる人が増えたと思います。

家族に反対されているのは自分だけではありません。ほとんどの人が経験しています。
もし、家族に反対されて諦めてしまったのであれば、それだけの事だったのでしょう。


第二関門 ビザが取れない

ビザはその国に住む為の言わば許可証です。
旅行目的の観光ビザであればほとんどの国のものを簡単に取る事ができます。(国によってはビザ不要で入国できます)

しかし、長期で海外に住みたい、もしくは海外で所得を得る場合には観光ビザではダメです。
万が一見つかってしまった場合、強制送還される確率が高いです。
下手したら捕まってしまうかもしれません。

こればっかりは熱い想いだけではどうしようないので、ビザに関してはしっかりと取っていきましょう。

しかし、国によってはビザを取るのにかなり苦労します。
特にアメリカなどの国では個人で就労ビザやグリーンカード(永住権)は取ることはかなり難しいようです。

ビザに関しては先進国の方が取るのが難しい傾向があるようです。
逆にアフリカなどでは先進国に比べると格段に取るのが簡単だと思います。

ちなみにセネガルの場合は、観光ビザが3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月とあり、まずは観光ビザで入国します。
その後、必要書類などを揃え、外国人登録証というものを発行してもらえばその後1年おきに外国人登録証を更新すれば、基本的にはずっとセネガルに滞在する事ができます。

アメリカ等の先進国はそうはいきません。

なので、アメリカに住みたい方は企業に所属し、アメリカ支店などに出向という形で住む方もいるようです。
就労ビザはある程度大きな企業であれば結構簡単に降りるそうです。
なので、どうしても住みたい国があるならばそういうのも一つの方法かと思います。ただ、その企業に入るのが難しいかもしれませんが・・・。

また、企業に属するのではなく、「それでも個人で住みたい!」という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は日本人でアメリカやヨーロッパに住んでいる人に相談してみる、もしくはまずは観光ビザで行って現地にいる日本人に就労ビザの取り方を聞いてみることをお勧めします。
日本で難しい書類を読んでいても、ビザを取る気が失せてしまうだけな気がします。

なので本当にビザが取りたければ、ビザを取った人に直接話を聞いたりして情報収集することが大切です。


第三関門 仕事(お金)がない

海外でお金を稼ぐ方法は、

1.現地の企業に入る(現地採用)
2.日本の企業から出張
3.起業する
4.ネットで日本から仕事をもらう

この辺りです。

僕はまだ海外で自分で生活できる程お金を稼げている訳ではないので、あまり偉そうな事は言えませんが、海外でも自分が生活する分のお金を稼ぐぐらいであればそれ程難しくないと思っています。

これは何となく感覚なんですが。。。

もちろん、日本でお金を稼ぐ事に比べるとハードルは高いと思いますが、できない事ないと思います。
というか、そういう日本人の方って結構います。

何も海外で成功されている方はテレビに出ている有名な方々だけではありません。
そういう方に共通していることは皆さん、人の為になる価値を生み出している事です。
それは日本にいても海外にいても関係ありませんよね。

海外にいても人の為になれる事をビジネスにしてしまい、海外を拠点にしちゃいましょう!


番外編 年金・保険はどうするの?

海外に行く場合、日本の年金や国民健康保険は加入したままでも加入を外れてもどちらでも大丈夫です。
加入を外れる為には市役所で住民票を海外に移す必要がありますが、手続き自体は簡単ですぐに終わります。
なので、海外滞在期間中は年金や保険を払いたくないという方は住民票を移す事をお勧めします。

また、海外にいる時には海外旅行保険に加入する事が一般的です。
万が一海外で病気や怪我をした場合、現地の病院で基本的には無料で治療を受ける事ができます。

有名なのはAIUや損保ジャパンですが、ご自身にあった海外旅行保険に加入する事をお勧めします。
クレジットカードの保険は基本的に3ヶ月までとなっているので、海外旅行保険に入らないと「無保険状態」になってしまうため、一番安くてもいいので海外旅行保険に入った方がいいと思います。


とても直感的な記事になってしまいました。

海外に住むこと、仕事をするということは沢山の方法があります。
恐らくこの方法はこれからもっと増えていき、将来は今よりもっと沢山の日本人が海外に出て行くんだと思います。

曖昧な表現もあり、参考にはならないかもしれませんが、自分自身に再度問いかけるように海外に出るという事について殴り書きしました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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