【開業記録VOL.11】お弁当の注文が急増?33個の大型注文も無事に終了

1. 日本食堂「和心」近況報告(2015年5月25日~5月31日)

今週一週間の近況報告です。

今週は有り難いことにお弁当の販売数が急上昇しました!
土曜日には以前から注文していただいた、33個のお弁当も
無事に終わりました。

しかし、停電や断水でバタバタ。
そういうことも楽しまなければ、セネガルではやっていけないのかもしれないですね(笑)

それでは近況報告です!

5/25(月)

今日はダカールは祝日。
お弁当の注文もないので、スーパーへ買い出しに行くことに。

今週土曜日のお弁当33人前の巻きずし用の海苔やかにかま等を購入。
以前試作で作って巻きずしは美味しかったので、喜んでもらえると思う。

今日は他にも市場を散策して、メニューを考えたりしてのんびりと過ごした。
夕食は妻が作ったカレー。

ソースのカスを入れたこのカレーはシンプルなのに美味しい。

和心が開店したら、今度はダカールでカレー屋さんをやろうかなと最近本気で思ったりしている。
(※2018年現在この案がJammRekkに採用された!)

5/26(火)

昨日が祝日ということで、今日はお弁当の注文はなし。

お弁当は前日まで注文ということで、中々休み明けは注文が少ない。
これは改善しなければいけない。

今日は妻と息子のビザ延長の申請に行き、必要書類を教えてもらった。
すると、友人の野口さんとバッタリ遭遇。

街中を散策し、一緒に昼食を食べる。
彼らは、ダカールで100均のような店を本格的に始めるらしい。

100均の商品がセネガルでも手に入るなんて、飲食店を始める僕らからすればかなり嬉しいことだ。

その後、セネガル人の友人が、いい感じのお弁当箱を見つけたとのことで一緒に見に行く。
すると、中々良さ気ではないか!

しかし、値段が高すぎた為、さすがに手が出ない。
でもこうやってセネガルにも日本らしいお弁当箱があるとわかっただけでも収穫。

夕方頃帰宅。
すると、お弁当注文の電話が2件続けて鳴る。

合計8個注文が入った!
早速鶏肉など買い出しに出かけて、仕込みを始める。

8個は今までで一番多い数だ。
色々とバタバタしながら仕込みを始める。

すると、今度はfacebookから木曜日9個注文が入る。
どうやら日本の学生さんがセネガル人の友人に日本食を食べてもらいたいとの事だった。

なので、料理酒は一切使わず、味付けをする。
始めは戸惑っていたが、もうすっかり料理酒がなくても調理できるようになってきた。

明日は8個、明後日は9個。
沢山注文を頂けるのは本当に嬉しい。

がっかりさせない為にも、仕込みをしっかりやらねば・・!

5/27(水)

今日はお弁当が8個。
2組から注文頂いたのだが、どちらも初めての個人宅で主婦の方。

当然ダカール在住の主婦の方はご自身でも日本食を作っているようなので、少し緊張する(笑)

今日は早めに起きてお弁当の準備開始。
すると、余裕を持って準備を終えられた。

配達に行くと、家が綺麗すぎてビックリ!
ダカールにもこんな家あったのかというぐらい。

なにはともあれ無事に配達できた。

帰り道にそのままスーパーへ行き、食材を購入。
明日の鶏肉や挽肉を購入。一旦帰宅し、昼食を食べる。

すると、今度は日本大使館から8個注文が入る。
これで明日は合計17個注文。

追加の買い出しに出かけ、その帰り道にお弁当の回収へ行く。
感想を聞くと、皆さん美味しく食べてくれたとのことで一安心。

その方はダカールには既に3年近く住んでいることだった。

初めてのアフリカで始めは緊張していたが、実際に来てみるとセネガルは本当に良い国だったと言っていた。

しかし、任期の関係で、恐らく近々移動するのではないかとのこと。
出来ればまだまだセネガルに居たいと言っていた。

帰宅後、仕込みを開始。
17個のお弁当なので、バタバタ。

でも土曜日の33個のお弁当の良い予行演習になりそうだ。
仕込みを終え、明日は早めに起きるため就寝。

5/28(木)

7時起床。すぐにお弁当作りに取り掛かる。
意外にもそこまでバタバタせずにお弁当を作り終えた。

日本大使館への配達を終えると、電話が鳴る。
明日8個お弁当を注文したいと、JICAの方からの電話だ。

初めてのJICAからの注文。
JICAにはまだ営業に行ってないのでメニューすら渡していなかったのだが、注文が入ったことに驚くとともに嬉しい。

昼からはビザ延長の為に、役所へ。しかし今日は書類が足りないからまた来なさいとのこと。

やはりセネガルの役所はいつも違うことを言う。。。

前回来た時は「戸籍謄本を持って来なさい」と言われたので用意したら、「そんなものは要らない。必要なのは警察庁からの印鑑だ」と言われる。

仕方がないのでそれに従い、警察署へ行くも今日はもう終わったから明日また来いとのこと。

別の場所へ配達へ行っていた小林と合流し、土曜日の買い出しをする。

ドリンクを冷やすためのクーラーボックスを探していたのだが、物凄く高く手が出ない。
なので、家にある大きな桶で代用することにした。

お弁当箱を回収し、帰宅。
明日の仕込みを始める。

明日はコロッケ弁当4つとお魚弁当4つ。
魚は当日買うとして、他の準備が完了。

明日に備える。
明後日に向けお弁当箱や調味料、食材の確認を行う。

なんとか大丈夫そうなので、後は明後日を迎えるのみ。。。

5/29(金)

今日はお弁当が8個。
初めてJICAのオフィスへの配達だ。

JICAは家から徒歩10分程なので、配達に行くのも近くて便利だ。

今日のお弁当はお魚弁当4つとコロッケ弁当4つ。
サイドには肉じゃがを作る。

昨日18個のお弁当を作っただけあり、僕も含めてみんな慣れてきた様子。
無事予定通りお弁当を届けることが出来た。

初めてのJICAオフィスは綺麗でビックリ!
まるで日本のオフィスのようだった。

そのままビザの更新に行くが、今日も受け付けてもらえず・・・。
これは悪いパターンの予感がする・・・。

その後、明日の買い出しへ。
何せ33人分のお弁当。

どのくらい買っていいか検討が付かないので、少し多めに食材を購入。
帰宅後、昼食を食べて明日の仕込み開始!

まずは、弁当箱の確認、パン粉作り、漬物作りなどから始める。
その後、コロッケやからあげの仕込みに入る。

が、途中で水が止まる。
そして、驚愕の事実を知ることになる。

なんと、明日と明後日はダカール全域で断水とのこと。
もしかしたら、これから明後日まで水が出ないかも知れないとのことだ。

昨日、冗談半分で、「弁当作ってる時に、断水とか停電になるかもね~(笑)」と話していたのだが、まさか本当に水が止まるとは。

仕方がないので、今日もう一度水が出ることを祈るしかない。
その後僕は一人買い出しへ。

スーパーでエビフライ用のエビを購入。
帰宅後、なんと水が出始めたという!

今のうちに溜めれる物全てに水を溜める。

そして自分達もシャワーも浴びてと大忙し。
しかし、今日の所は水が止まることはもうなかった。

仕込みは結局深夜2時まで掛かった。
明日も6時に起きて、揚げ物やお弁当を詰めたり、慌ただしくなりそうだ。

すると、今度はなんと停電!(笑)

寝る前だったが、冷蔵庫が心配なので、予め買っておいた大きい氷を入れたり、
食材にはしっかりとラップをする。

バタバタしながらもなんとか今日やるべきことは終えることが出来た。

それにしてもみんな本当によく頑張ってくれた。
明日無事に終わりますように。

5/30(土)

6時に起床。
お米を炊いたり、弁当箱を並べたり。

8時頃になると停電が復旧。
今日から断水予定だが水もまだ出る。

揚げ物を揚げ始めたり、盛り付けを始めたりとまたバタバタ。
それでもなんとか、12時前にはお弁当作りが終えることが出来た。

JICAのオフィスへ行くと、日本人の方が20人以上既に集まっている。
子どもたちが目を輝かせながら「からあげだ~!!!」と嬉しそうに言っているのを見ると、嬉しさと責任感が湧いてくる。

お弁当のセッティングまで終え、無事帰宅。
「皆さん喜んで食べてくれてるかな~?」とスタッフ同士で話し合う。

その後僕らも昼食を食べたら、今度はお弁当箱の受け取りへ。

「美味しかったです!」と言ってくれたり、「今日はお米がちょっと硬かったです。」と言ってくれたり。
まだまだ改善点が沢山ある。

空のお弁当箱を持って帰り、洗い物と掃除をしていると、水が止まる。

今度はどうやら本当に断水のようだ。
でも一通り終わってから水が止まってくれて本当に良かった。

もし、水が止まるのが一日早かったらと考えるとゾッとした。

昼寝して、夕方からお疲れ様会。
みんなで久々にお酒を飲む。

つまみにポテトチップスを揚げた。
僕は2年前にポテトチップスをセネガルで販売していただけあり、中々の腕前なんです(笑)

この1周間はこの日の為にずっとやってきたし、他のことは考えられなかったが、これからは物件探しや新メニューなど新しいことも取り入れていく予定だ。

5/31(日)

今日は息子と一緒に過ごそうと、まずは朝食を一緒に買いに行く。
ビックリしたのが、手を繋いで外を歩きたがること。

1ヶ月前は外は全く歩きたがらなかったが、今ではどんどん歩きたがり、成長を感じた。
朝食を食べると、ダカール在住のスペイン人の友人から連絡が。

すると「今日の夜お弁当を食べたいのだが大丈夫か?」と連絡が。
「もちろん!」と回答し、買い出しに出かける。

夕方からは友人たちが家に来て、色々と話をする。
せっかくだからと夕飯も一緒に食べて、のんびりしてもらった。

彼らは和心のお弁当のことを色々な人に宣伝してくれていて、実際自分たちで営業をしていないのに色々な方から注文をもらえるのは彼らのお陰でもある。

こうやってどんどん広まってくれたらいいな~と思う。

2. 今週のアフリカ

今回はアフリカに来る日本人について。
お弁当販売や和心を開業するに辺り、日本人は当然ターゲットになる。

しかし、僕は一つ勘違いしていた。

セネガルに来る日本人は、下記3パターンかと思っていた。
1.セネガル在住者
2.旅行者
3.留学やインターンシップなどの短期滞在

しかし、お弁当販売を始めてみると、
4.専門家の短期~中期滞在

という方がいることを知った。
彼らは滞在期間が長くないので、アパートを借りずに、日本で言うウィークリーマンション的な施設に泊まる人が多いという。

短期滞在で基本忙しいので、食事は全て外食。
しかし外に出るのも億劫になることもあるという。

すると、手軽な日本食がどうしても食べたくなるらしい。

そうなると、和心のお弁当はかなり有り難いと言うのだ。
セネガルにはJICAのオフィスもあるし、このような方は年間何人も来ているという。

お弁当販売を始めるまでは知らなかったが、こういった方々が喜ぶようなお弁当を作ることで、より多くの人に安定して販売できるのではないかと思う。

実際に始めてみると、思ってもいない所でニーズがあるのだな~と思う。

3. 1歳息子のアフリカ物語

今週はバタバタしていたこともあり息子に淋しい思いをさせてしまったかな~と少し反省。

みんなでお弁当の準備をしていると、息子はやはりかまって欲しいらしく台所に来る。

しかし揚げ物などをやっている時は危ないので、入れられない。

そうすると、さすがにまだ1歳なので、泣き始める。
しかし抱っこして一緒に遊びだすとすぐ楽しそうに笑い出す。

こちらからしたら、仕事だからだが息子にとってはそんなの関係ない。

もう少し大きくなったら息子にとって家で仕事をする両親というのはどのように映るのだろう。

日本では普通父親は会社に行くのが、当たり前になっているし、僕も子供の頃はそう思っていた。
しかし、息子にとってはそうではない。

それが息子にとって良いのか悪いのかはわからないが、少なくても僕にとっては良いことだ。

1歳という日々成長している息子と入れる時間が長くなるからだ。

本当にこの時期の子どもの成長は凄まじく、昼寝して起きたら、大きくなったように感じるくらいだ。

まだまだ小さいが、その内仕事中はわがままを言わなくなったりするのだろうか。
それはそれで、少し淋しい気もするが・・・(笑)

4. なんでも!「Q&A」

今週はKさんからご質問を頂きました。
Kさん、ありがとうございます。

「セネガルにはタクシーがあるかと思いますが、メーター制ですか?それとも交渉制ですか?
また、タクシーとバスの値段差はどのくらいでしょうか?」

「セネガルのタクシーにはメーターがありません。その為、タクシーに乗る前に必ず交渉しなければなりません。
当然、彼らは吹っかけて来るので値段交渉をしてタクシーに乗ります。
交渉が上手く行けば、現地の人と同じ値段でタクシーに乗ることも可能です。
また、バスとタクシーの値段差はバスがタクシーの五分の一から八分の一程です。

日本よりはタクシーは割安感はあります。
ただ、やはり高いので、僕達スタッフはバスとタクシーを併用しています。

ご質問ありがとうございました!

皆様からの沢山のお便りをお待ちしておりますので、
気軽にご連絡お待ちしています。

5. 編集後記

お弁当33個が無事に終わり、少し落ち着きました。

ですので、お弁当の試作や注文数を増やすためにメニューの変更などできる事はやっていくつもりです。

来週はどのくらいお弁当が入るのか、正直わかりませんが、そろそろ色々と営業へ行き、注文数を増やす努力をするつもりです。

2018年原田の感想

この頃はお弁当の注文が急上昇し、みんなで「おぉぉぉ~!!」となっていた頃。

これで遂にアパートの家賃とか光熱費とか支払えるんじゃないか!?
とテンションが上がっていた頃です。

実際に、5月からお弁当販売を開始し、自分たちの給料はなかったけど、家賃、光熱費、賄い代は支払えるようになり、赤字ではなくなった。

僕にとってはそれは本当に大きな出来事でした。
今までは貯金残高が少しずつ減っていく日々。

少しずつでも残高が減るのって気持ち的にも厳しかったのだが、売上げで家賃等の経費が払えるようになったのは本当に大きい。

やっとここから「攻めれるぞ!」と気合が入ったことを覚えています。

また、お弁当33個は今思えば本当に大変だった(笑)

断水と直前の停電・・そしてお弁当33個の仕込み。

今だったら全然余裕だけど、この頃はセネガル人スタッフもいなくて、僕と妻と小林、斎藤の4人で1歳の息子を見ながら準備していたので本当に大変でした。

でも終えた後は達成感で、みんなでハイタッチをして喜んだな~。
いや~ホントに懐かしいです。(笑)