今回は、子供を海外に連れて行く時に、「どの予防接種を打てばいいの?」について書いていきたいと思います。
僕にとっても子どもと一緒に海外に行くのは初めての経験です。
その為、1歳の息子はパスポートを取得したり、予防接種を打ったり大忙し。
予防接種は子どもと大人では事情が違うようです。
結論から言うとうちの1歳の息子は普段から定期的に予防接種を打っているので、打ったのは黄熱病のみでした。
ただ、予防接種については色々と考え方が違うので、最終判断は親が下すことにななりますが、参考までに僕達の例を書いていきたいとおもいます。
どこに相談すればいいの?
海外に子供を連れて行く場合、まずはかかりつけの病院に相談するのがいいです。
その病院で予防接種を受けることができなくても、相談に乗ってくれるでしょう。
かかりつけの病院が特にない場合は、各都道府県にある検疫所に連絡してみましょう。
こちら→http://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
予防接種は一度に沢山の種類を受けられない場合もあるので、余裕を持った、日程を組むことをお勧めします。
予防接種はどこで受けられるの?
予防接種は、海外トラベルクリニックなどで大半は受けられます。
種類のよっては普通の小児科でも打てるものもあるようです。
ただ、黄熱病などは基本的に各都道府県の検疫所での接種になります。
今回、僕たちは「東京検疫所」で接種しました。
http://www.kenekieisei.or.jp/access.html
東京駅八重洲北口を出て、信号を渡ったすぐのビルに入っています。
接種当日は雨でしたが場所が良いので子供を連れて行っても安心でした。
また、受付の方がとても親切で受けるべき予防接種、不要な予防接種を丁寧に教えてくれました。
受ける予定だった予防接種
当初東京検疫所に行くまでは、息子は黄熱病とA型肝炎、妻は黄熱病、破傷風A型肝炎×2回、B型肝炎×2回の予定でした。
ただ、特に子供には必要ないのであれば、沢山の予防接種を受けさせてくないという気持ちがありました。
しかし相談してみたら、以外な事を言われます。
実際に受けた予防接種
息子→「黄熱病」
妻→「黄熱病」「破傷風」「A型肝炎×2回」
事前に調べていたとおり、息子は既に定期接種で破傷風やB型肝炎を打っていたので、今回は打つ必要がないとのこと。
そしてA型肝炎も接種の必要がないとのことでした。
A型肝炎は、幼児では重症化しにくく、ほとんどの場合感染したとしても、感染していることが気付かずに完治するケースが多いようなのです。
そもそもA型肝炎の予防接種は最近になって1歳からの接種も可能になりましたが、少し前までは16歳以上からしか受けられなかったということもあり、今回は接種を見送りました。
また、妻は息子よりも多く3種類。
B型肝炎は、血液感染が主な感染経路で輸血等をしない限り、感染することはないとのことなので、今回は接種を見送りました。
予防接種に掛かった費用
息子→黄熱病(11,300円)
妻→黄熱病(11,300円)、破傷風(3,700円)、A型肝炎(8900円×2回=17,800円)
合計44,100円
正直2人で8万円位だと思っていたので、予想以上に安く済みました。
子供のA型肝炎の事やB型肝炎の感染リスクなどのことを受付で親切に教えてもらってよかったです。
まとめ
予防接種はお子さんの健康を考える上でとても大切かと思います。
特に海外に行く際はなおさらです。
その為にまずは、かかりつけ医もしくは検疫所に相談してみてください。