今回はセネガルの布屋で売っているアフリカ布でオーダーメイド服を作ってもらいました。
アフリカ布とは、アフリカ地域で販売されているカラフルな布の事です。
地域によって布の種類が違うので若干デザインも違います。
西アフリカはパーニュという布、東アフリカではカンガという布が有名だったりするようです。
セネガルは布の種類が比較的豊富で値段も安めで服を作る事ができます。
(恐らく他の国も同じくらいの金額だと思われます。)
布代・・・・・1メートル200円~300円程
仕立て代・・・シャツ600円~800円、ズボン500円~700円程
(要交渉)
上記は、あくまでも一例で例えば高品質の布は倍以上の値段がするものもあったり、腕が良い仕立て屋さんもそれは同様です。
ただ、そこまで質を求めず「まぁセネガル来たし一着記念で服でも作ってみるか!」位であれば上記値段で大丈夫だと思うので、布代と仕立て代を合わせて1,000円未満くらいでシャツでもズボンでも作ってもらう事はできます。
では下記に、セネガルで服を作る際の流れについてご紹介させていただきます。
布屋でアフリカ布を購入
まずは布屋さんへ行き布を購入します。
地元の市場に行けば基本どこでも布屋さんはいくつかあるので、まずは市場に行ってみましょう。
(スーパーマーケットには売っていません。)
布はメートル単位で販売されていますが、お店によっては6メートルからでしか買えないお店もあります。
私が普段行くお店は2メートルから購入できますが、それでも1メートル毎では販売してくれません。
ですので、布は最低でも布は2メートル単位で購入できると覚えておきましょう。
そして、服に使う布の長さですが、身体の大きさや性別差はありますが、基本は大人であれば下記の通りです。
使う布の目安:
・シャツ・ズボン2メートル
・ワンピース3メートル~4メートル
幼児服は上記の半分位の布で作れると思います。
もし心配であれば、布屋さんで「シャツを作りたいんだけど何メートル必要ですか?」と聞いてみると良いと思います。
仕立て屋さんへ
布を購入できたら今度は仕立て屋さんです。
仕立て屋さんも市場には大体どこでも入っています。
ただ、この仕立て屋さんの腕の良し悪しは多少差があります。
一概には言えませんが、腕の良い仕立て屋さんは値段が高めになる傾向があります。
仕立てを失敗させないポイントは、もし作りたい服と同じサイズの服を持っている場合はその服も仕立て屋さんに持っていくといいでしょう。
基本的には仕立て屋さんでは採寸をしてもらうのですが、フランス語やウォロフ語が話せない方の場合は細かい事を伝えるのが中々難しいと思います。
そういう場合に「これと全く同じ寸法で作って欲しい!」と伝えてあげたら、向こうもわかりやすいです。
また、仕立てをお願いする際は必ず事前に値段を確認しましょう。
値段交渉もある程度は必要です。
ただ、僕からのお願いですが、過度な値段交渉は止めてあげてください。
セネガルの仕立て屋さんは仲良くなればなる程「君に服を作ってあげよう!」という優しい職人気質な方が多いです。
この時に過度な値段交渉をしてしまうと、交渉成立したとしても、仕立て屋さんの取り分が少なくなってしまいます。
もちろん中にはぼったくろうとしてくる人もいますし、そうでなくても100円程度の交渉や大量に注文される場合は交渉が必要ですが、納得できる金額であれば多少目を瞑ってあげていただけたらと思います。
値段が確定したら、最後に納期の確認です。
もしセネガルを離れる日が決まっている場合は、それも仕立て屋さんに伝えておいた方がいいです。
その際にもしフライト日を聞かれたら1日位早めの日を伝えてあげてもいいかもしれません。
完成!受取り後
納期日になったら仕立て屋さんに受取りに行きます。
完成をしていたら、この時に着させてもらうか、帰宅後すぐに着てみると良いと思います。
ズボンの裾上げ等は無料でやってくれますし、サイズの調整も出来る限り対応してくれると思います。
また、お金を渡すタイミングですが、これは仕立て屋さんによって違います。
最初に全額払う場合、最後に払う場合、デポジット50%払い、最後に残りを払う場合などがあります。
特に最初に全額払う場合で心配な方は、簡単なレシートなどをもらえたらいいかもしれません。
今回はセネガルで服を作る方法や作る際のアドバイスの記事を書かせていただきました。
下記、Youtubeにもその様子を上げましたので、もし臨場感を味わいたい方がいらっしゃれば是非ご覧いただけたらと思います!
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