こんにちは!
今回はセネガルの地元の市場についてご紹介させていただきます。
セネガルの首都ダカールではスーパーマーケットも物凄い勢いで増えています。
しかし、地元の人や我々も市場で買い物をする頻度の方が多いです。
実際、野菜などは地元の市場の方が鮮度が良かったりする場合もあります。
我々も飲食店をやっているだけあって、地元の市場とは切っても切れない関係です。
スーパーマーケットにも行きますが、市場は毎日の様に利用させていただいております。
それでは、今回は地元の市場を詳しくご紹介させていただきます!
肉屋
地元の市場の肉屋で販売されている肉は、鶏肉、羊肉、牛肉が多いです。
たまにヤギ肉が売られている場所もあります。
値段は市場によって違いますが、ざっくり下記の通りです。
鶏肉・・・1キロ400円~500円
牛肉・・・1キロ500円~600円
羊肉・・・1キロ600円前後
上記は全て骨も込みの料金になります。
肉の種類や部位にもよりますが、大体重量の半分近くは骨なので、1キロ当たり800円~1,200円程になります。
日本でよく使われる100グラムにすると、100グラム=80円~120円程ですね。
価格は日本とほぼ変わらない、もしくは日本よりも高くなります。
セネガルで肉は高級品です。
なので大切な日やお祭り行事の際に肉料理でお祝いをする事が多いです。
八百屋
地元の市場と言えば、一番お店が出ているのが八百屋です。
お店の数は沢山あるのですが、ほとんどのお店が同じ商品を並べています(笑)
セネガルはサハラ砂漠が近く、乾燥地帯が多いですが、野菜の種類は意外にも豊富です。
八百屋さんの並べられている野菜は色鮮やかで思わずいつも余計に野菜を買ってしまいます(笑)
下記に色鮮やかな野菜が並べられている動画を撮影しました。
(市場全体を撮影した動画です。)
物にもよりますが、セネガルは肉に比べると野菜は比較的安いです。
しかしセネガル人は野菜をあまり好まない人も結構います。
特にナスは全く人気がありません(笑)
しかし日本人的感覚からするとセネガルの野菜も中々美味しいです。
特にニンジンは甘くて美味です。
生野菜も鮮度の良い野菜を選べば食べる事ができますが、よく水で洗ってから食べるようにしてください。
米・調味料
続いて米や調味料などが売っているお店も市場には入っています。
セネガルは米が主食なので、米の種類は豊富です。
セネガルの国民料理「チェブジェン」で使われる破砕米やタイ米などがあります。
残念ながら日本米は基本的にはありませんが、たまに日本からの援助米はたまにあります。(日本米ではない)
米の価格は1キロ70円~200円以上とピンキリです。
私も色々な種類の米を食べましたが、米に関しては値段が高ければ美味しいという訳ではなく、料理に合わせて米の種類を変えると良いと思います。
実際にセネガル人の方達はそうしています。
また、市場にはマヨネーズやケチャップなどの調味料や油なども売られています。
パスタやクスクスなんかも比較的安く売られているのでお勧めです。
魚屋
地元の市場には魚も沢山売られています。
しかし残念ながらほとんどの市場では魚の鮮度は良いとは言えません。
ただ、揚げ物や焼き魚などしっかりと火を通す料理であれば、しっかりと目利きをすれば食べる事は出来ます。
地元の市場の魚を刺身で食べるのはお勧めできません。。。
セネガル海に面していて、ダカールも海岸がすぐそこです。
その為、魚は毎日水揚げされていて、比較的安く買う事ができます。
実際、セネガルの一般家庭では米と魚を使った料理が一番食べられている印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はセネガルの地元の市場についてご紹介させていただきました。
上記でご紹介させていただいた動画は普段の市場の姿です。
下記の動画はコロナによりロックダウン中のセネガルの市場の様子になります。
普段の賑やかな感じとはうって変わって人がほとんどいない状態です。
是非こちらも併せてご覧いただけたら幸いです。
※この記事はセネガルが非常事態宣言の5月21日に執筆させていただきました。
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