僕がアフリカに行きたいと思った3つのキッカケ

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ふと、「なぜ自分はアフリカに行きたいと考えるようになったのか?」「なぜアフリカでやりたいのか?」そんなことをもう一度思い出してみた。
思い出すと3つのキッカケがあったように思う。

まず、初めのキッカケになったのは初めてインドに行った時だ。
インドに行く前、まだ高校生だった自分に周りの友人や、先生、家族は「下手したら死ぬぞ。」ぐらい思っていただろうし、実際に言われたもした。
そのくらい当時の自分や自分の周りは海外について無知で、海外=ツアー旅行で行くもの。もしくは、海外=ハワイ、アメリカ、ヨーロッパのリゾート地に行くものだという認識が合った。
そんな状態でインドへ旅立ったわけだから、正直不安で仕方なかったし、死ぬかもしれない。。。と本気で思ったものだ。

しかし、無事、帰国。

周りの友人には一目置かれたり、すげぇな〜!なんて言われ、自慢げにインドでの話しをしていた。
ガンジス川で死体を燃やしている所に遭遇したり、マザーテレサの施設でボランティアしたり、砂漠ツアーでその場でヤギを殺して食べたり日本では到底経験出来ないような話しをしていた。

初めは天狗になって話していたが、自分の中では周りが言う程のことをしたわけではない。
実際、インドに行けば日本人は沢山いるし、危険な地域でもなかったし、拍子抜けしたぐらいだ。

もちろんインドに行って衝撃は受けた。でももっとすごいものかと思っていた。これが帰国後の正直な感想だった。

それからインドより面白そうな場所はやっぱりアフリカかな?そんなことを思うようになった。
よし、いつかアフリカに行ってみよう。と思っていた。

2つ目のキッカケは実際にセネガルに行ったときのこと。
初めてインドに行ってから3年経っていたけれど、やっぱりアフリカに興味があって、特に西アフリカに行きたかった。
そんな時にたまたま職場で知り合ったセネガル人の友人と日程が合い、家に泊めてくれることになった。

アフリカに行く前は、貧困とか、物乞いとか、沢山いるんだろうな〜なんて思ってたけど、実際に行ってみると、自分の想像の10分の1もいなくてビックリした。
ほとんどいないと言っても過言じゃないくらいに。
なんでなんだろう?と思っていたけれどすぐにわかった。

セネガルではイスラム教で一夫多妻。沢山の家族が一緒に生活し、一家族20人以上なんてザラにある。
だから誰でもどこかの家族には属すことになる。家族がいない。なんてことはほぼほぼない。
しかもセネガルの人達は家族をすごく大切にしてウェルカムな雰囲気もあるから、それも手伝って誰でもどこなの家族に入ることができるのだとわかった。

また、お昼時なんかに街を歩いていると、よく「おい!一緒に飯を食おう!」と弁当を一緒に食べようと誘ってくる人が少なくない。
これは自分が外国人だからかと思ってたが、そうではなく、セネガル人同士でも知らない人にご飯を分け与えるということをするらしい。
これはちょっとビックリ。

そんなこともあり、セネガルでも貧困をあまり感じなかった。

ではセネガルには何がないのか?
それは間違いなく、「仕事」。
大の大人が昼間から家でゴロゴロしているなんて当たり前。それぐらい仕事がないのである。
収入もないから外に遊びにいくこともしない。家でぼーっとしてるだけ。
生活費は外国で働いている家族からの仕送りでなんとかやりくりしている。

ここで自分がなにかできたら・・・。
こう思ったのが2つ目のキッカケだった。

3つ目のキッカケは、去年インドで仕事をしていたとき。
日本からインドに来て起業した社長と一緒に働き生活していたら自分も会社を作りたい!と思った。
その時に自分が本当にやりたいことはなんだろう?って考え、前から思っていた気持ちが涌き上がってきた。
その時、「よし、アフリカに行こう!」と決めた。

初めてアフリカに興味を持ってから6年。
でもなぜ自分がアフリカに行くのか?
その答えはシンプルにそれが自分のやりたいことだから。
ビジネスを通じて、アフリカに何かを生み出せたらどんなに楽しいか。

やっぱり最後は自分が楽しいかどうかでしょ。
自分のワクワクを信じて来月からセネガル。
楽しみで仕方ない。

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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