【インターン体験記】セネガル人に日本食を試食してもらった結果

アフリカインターン アフリカインターン

こんにちは!ボンジュール!サラマリコーム!

大学の夏休み期間を利用して7月31日〜9月10日の期間和心でインターンをしている花田拓海と申します。
現在大学2年生で法学部に所属しています。

インターンの活動内容としては「現地の多くの人が購入できるような価格で提供できるようなメニューの提案」をテーマにしています。

現在、セネガルでは外食するということは一般的というわけではありません。

これは、現地の一般家庭というよりは、比較的所得の高い層向けのレストランが多いということが理由の1つに挙げられます。
しかし、今後セネガルでも外食文化は広がっていくのは確かだと思います。また、和心がこれから発展していく中で現地の一般層の方たちに届けられるメニューを提案することは小さいことかもしれませんが、役に立てるのではないかと考えています。

では、実際の活動はというと……失敗作しか出来ていません。(笑)
というのも、セネガルに来るまで料理経験もまーったくありませんでした。あるとしたら調理実習くらいです。

そんな自分が挑戦した料理が「ナスのおひたし」でした。焼いたナスをめんつゆから作ったタレに浸した物です。コスト面、手軽さという面から作ってみました。

和心 インターン

和心の皆さんや宿泊されている方に食べてもらったところ、思いのほか好評!

セネガル 日本人

しかし、肝心のセネガル人に好評でなければ意味がありません。当初は「セネガル人はめんつゆの味を気に入るのかどうか」がポイントだと考えていました。

何はともあれ、和心から歩いてすぐの市場のおばちゃんたちに試食してもらいに行きます。市場のおばちゃんたちが下す評価が一番的確なのではないかと考えたからです。

結果は……誰も食べようとしません。「タレは美味しいけど、これは要らない。」

セネガル インターンシップ
(ダカールの100均Seynoyaのセネガル人スタッフにも試食してもらいましたが、やはり不評でした。。。)

「そもそも、何これ?」という反応が多数。
後に詳しく聞いてみたところ、ナスは好んで食べないそうです。ナスを主役として食べるということはないということです。ナス自体が否定されてしまいました…。

アフリカ インターン

前向きに考えるとすれば、今回の件で現地の方がナスを好まないということがわかったので良かったかなと思います。(笑)

このような感じで楽しい雰囲気の中で毎日が早く過ぎています。

まだインターンの最中ですが、早くも今年セネガルに来て良かったと感じています。今年の夏がどんな結果であろうと人生の財産になると確信しています。
日本で「何となく」日々を過ごしていたら後悔していたでしょう。

今後は青年海外協力隊の方の現場の見学、ホームステイ、セネガル滞在中の他の大学生の方と観光、野球…などとインターン以外にも盛り沢山です!

この記事を書いた人
原田 翔太

日本食堂「大和」「和心」代表。
2児の父/ダカールTV/セネガル起業12年目
2015年からセネガルの首都ダカールに家族で移住しています。

セネガル日本食堂「和心」2017年4月グランドオープン。
2号店レストラン「大和」2024年2月プレオープン。
※大和は週3日木~土曜日のディナー営業のみのプレオープン中です。(2024年3月現在)

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