こんにちは!
今回はセネガルの食事について書いていきたいと思います。
基本的にはセネガルも朝昼晩の1日三食の家庭が一般的です。
ただ、セネガル人は食事に対してのこだわりが強い人が多く、「僕は朝はパンじゃなきゃ嫌なんだ。」や「お昼はご飯じゃないと!」という人が結構多いです。
そういう事も踏まえて今回は一般的なセネガル人の一日の食事についてご紹介させていただきたいと思います。
セネガルの朝食
セネガルでは朝食を「ndékki:(ン)デキ」と呼びます。
デキはフランスパンとコーヒーを食べる人が多いです。
フランスパンはパン屋やブティック(コンビニ)などどこでも買う事出来ます。
また、セネガルではフランスパンは安く1本約30円で買うことが出来ます。
中に挟むおかずは、豆やオムレツ、鶏肉やツナ、スパゲッティなど沢山の種類があります。
また、おかずは地元のおばちゃんがレストランや路上にテーブルを出して売っている事が多いです。
近所の大人も子どももフランスパンを持ってこういった屋台でパンに挟むおかずを買っている姿をよく見掛けます。
また、首都ダカールではフランスパンが一般的ですが、農村部などではクスクスの様な穀物が一般的な地域も多いようです。
クスクスなどは保存が利き安価で栄養価も高いので朝食には持ってこいです。
最近ではダカールでも健康の意識の高い人達はクスクスなどの穀物やヨーグルトを朝食に食べる人も多くなってきています。
セネガルの昼食
セネガルの昼食は「an:アニ」と呼びます。
実はセネガルで一番大きな食事(日本だと夕食)はこのアニです。
セネガル家庭では客人を家に招くことが多いのですが、ほとんどの場合がお昼時に呼び昼食を一緒に食べます。
また、セネガルの昼食と言えば主食は米です。
セネガルの米料理は大きく分けて2種類あり、魚や野菜や鶏肉と一緒に米を煮込んだ炊き込みご飯風と白米にカレーの様なソースを掛ける料理に分けられます。
セネガルの国民料理であるThieboudienne:チェブジェンは炊き込みご飯風の料理です。
また、白米にソースを掛けるタイプの料理はYassa:ヤッサやsoupekanjya:スープカンジャなどがあります。
セネガルの昼食は基本的に日本人の舌によく合います。
どの料理も非常に美味しく、チェブジェンはアフリカNo.1料理という呼び声も高いくらいです。
ちなみに僕が一番好きなセネガル料理はチェブジェンかヤッサかスープカンジャでいつも決められずに悩ましいところです(笑)
セネガルのおやつ
セネガルでもおやつを食べる事はあります。
甘いお菓子だと小麦粉で作ったドーナツや小さめのケーキなどが一つ5円~10円くらいで売られています。
他にはナッツ類なども路上でどこでも売られており特にピーナッツはセネガルの特産物で非常に安くて美味しいです。
個人的にはカシューナッツが好きなのですが、値段が高いのでたまにしか食べません。
また、砂糖たっぷりの甘いコーヒーやお茶も良く飲みます。
セネガル特産のコーヒーはCafé Touba(カフェトゥーバ)といい、かなり味と香りが独特で好みが分かれるところです。
セネガル人の中にもカフェトゥーバは苦手だ、普通のインスタントコーヒーが好きだという人も結構います。
お茶はアッターヤ(ataya)といってお茶に砂糖とミントなどを加えて飲みます。
アッターヤは30分くらい掛けて入れて、その間にみんなで会話を楽しんだりワイワイしたりしています。
セネガルの夕食
セネガルでは夕食をReer:レーといいます。
家庭によりますが、基本的には軽めに食べる人が多い印象です。
お昼ご飯の残り物を食べたり、パンやヨーグルトで簡単に済ませたり、クスクスを食べたり。
僕もそうだったのですが、セネガルに旅行に来る日本人の方はセネガルで夕食が少ないことに戸惑う事が多いです。
また、セネガル人の夕食時間は遅めで大体21時前後に食べる人が多いです。
セネガルの1日3食まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介させていただいたのはあくまでも日常のセネガルの食事です。
ラマダーン(断食)の時やお祭りの時、イスラム新年などはまた違った食事をします。
それこそ夜にメインの料理を食べたりと普段と違った食事で街中が盛り上がります。
また機会があればそのあたりの食事もご紹介させていただけたらと思います!
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